
「めがねを好きになる絵本」「前向きになれる」『ローズ姫と黄金のめがね』読者の感想
めがねがコンプレックスのプリンセスが主人公の絵本『ローズ姫と黄金のめがね』が10月5日に刊行しました。
本書は「めがねをしていたら本物のプリンセスにはなれない」と思いこむ主人公が、冒険の旅を通して「本当の美しさ」に気づく自己肯定の物語です。
ローズ姫と黄金のめがね
ロウリー・ムーア(文)/ナタリー・オーウェン(絵)/中井はるの(訳)
今回は、本書を読んだ読者のみなさんの感想をお届けします。
絵本の内容に勇気をもらえた
娘と読みました。めがねにかぎらず自分に自信がない子やめがねをかけている女の子たちにあなたは変わらなくてもいいんだよ、そのままのあなたが素敵なんだよと勇気をもらえる作品でした。(パパさん・年中保護者)
めがねをかけた女の子の絵が徐々に自信を持ったものに変わっていく、その過程をながめるだけでとても前向きになれそうでした。(楠本ラリアットさん・40代)
めがねをコンプレックスに思っている子におすすめ
めがねをつけたくないけどつけてる人にすすめたい。色んな出来事が起こってめがねを好きになる絵本だから。(ふらみんごさん・小学3年)
めがねをかけるのがいやな人におすすめしたいです。理由は、めがねをかけるのがいやなローズが、自分に自信がもてるようになるお話だからです。(M.M.さん・9歳)
わたし自身、視力が悪く早くからめがねをかけていました。最初は単純によく見えるようになったことに喜んでいたのですが、クラスの男の子にからかわれたりして、しだいに恥ずかしく感じるようになりました。そのころこういう絵本があったらとらえ方もかわっていたかもしれません。いまの時代のめがね女子たちに、ぜひおすすめしたいです!(Y.Mさん・30代)
イラストがすてき!
絵がとてもきれいで、物語を鬱蒼(うっそう)とさせすぎないタッチがすてきです。(砂糖塩さん・20代)
美しい森にいたうさぎや、他のページにいた動物たちがかわいかったです。(M.M.さん・9歳)
明るい色合いのイラストが美しく、特に雪原や紅葉、桜の咲く丘などの風景にひかれた。(Y.Sさん・40代)