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11歳の著者がおくる 自己肯定感をはぐくむ絵本『ローズ姫と黄金のめがね』(ハヤカワ・ジュニア・ブックス)

早川書房では10月5日に『ローズ姫と黄金のめがね』を発売します。
めがねがコンプレックスのお姫様が冒険の旅を通して「本当の美しさ」に気づく、自己受容とエンパワメントの物語です。

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『ローズ姫と黄金のめがね』
文:ロウリー・ムーア/絵:ナタリー・オーウェン/訳:中井はるの
対象年齢:読み聞かせなら4歳から/ひとりで読むなら小学2年生から
A4判変形ハードカバー、44ページ、すべての漢字にルビつき

●あらすじ

そのむかし、ある国に、ローズというプリンセスがいました。
今日はローズのお誕生日。プレゼントに新しいめがねをもらいました。
でも、うれしくありません。
ローズはめがねをかけていたら本物のプリンセスになれないと思っているのです。
そんなとき、ローズのもとにふしぎな手紙が届きました。
手紙には、手がかりを探して旅をすれば悩みの答えが見つかると書いてあります。
はたしてローズは本物のプリンセスになれるのでしょうか?

●ドラマチックな出版経緯

この本の作者ロウリー・ムーアさんは、なんと11歳の女の子!
アニメ映画のプリンセスが大好きなロウリーさんは、めがねをかけたプリンセスがいないことに気づき、めがねをかけたプリンセスの物語を自分で作ることにしたのです。
くわしい出版経緯は下記のnote記事をご覧ください。

●読者の感想

刊行にさきがけ、『ローズ姫と黄金のめがね』を読んだ読者モニターからは、「めがねのプリンセスがかわいい!」「絵本の内容に勇気づけられた」といった感想が届きました。

・めがねをかけた女の子の絵が徐々に自信を持ったものに変わっていく、その過程を眺めるだけでとても前向きになれました。(40代)
・さいごに出てくるめがねをのお姫さまがかわいい!(4歳)
・子どもだけでなく、大人にも大きなはげましになる絵本(20代)

●関連記事

医療関係者やめがね業界からも評判がよく、「めがねをかけるお子さんや保護者を勇気づける良書」との評価もいただいています。
くわしくは各記事をご確認ください。

・辻村小説公園「夏休みの感想文(のようなもの)」2021年7月22日
作家の辻村七子さんによる本書の感想です。

毎小ニュース「話題 めがねをかけたプリンセス 12歳ロウリー・ムーアさんが絵本」2021年9月28日
毎日小学生新聞に、著者のロウリー・ムーアさんのインタビューが掲載されました。

・note「『ローズ姫と黄金のめがね』日本版発売秘話」2021年9月30日
オランダ在住ライター、倉田直子さんによる本書の発売秘話まとめ。倉田さんはイギリスで『ローズ姫と黄金のめがね』が発売した際にいち早く日本で紹介。倉田さんの紹介記事がきっかけで、日本でも絵本を刊行することとなりました。

・みるみるニュース「ローズ姫と黄金のめがね」2021年10月1日
弱視斜視の早期発見早期治療を啓蒙する団体「みるみるプロジェクト」で本書が紹介されました。担当編集者がインタビューに答えました。

・めがね新聞「【伊藤美玲のめがねコラム】第84回 めがねをかけたプリンセスの話に思うこと」2021年10月13日
めがねに関する話題が集まるwebサイト めがね新聞で、本書が紹介されました。めがねライターの伊藤美玲さんによるコラムです。

・あなたの目の主治医!ちか先生のブログ「メガネのプリンセス」2021年10月18日
眼科医の大原ちかさんのブログで紹介していただきました。

・しんぶん赤旗日曜版 くらし彩々「少女の悩みを絵本に」2021年10月24日
全国紙のしんぶん赤旗日曜版に、著者のロウリー・ムーアさんと訳者の中井はるのさんのインタビューが掲載されました。

・日本教育新聞「新刊案内」2021年11月1日
教育専門誌の日本教育新聞で紹介されました。

●著者紹介

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イラスト:hara

文:ロウリー・ムーア
イギリス・ノッティンガム在住。1歳の頃からめがねをかけている。
アニメ映画にめがねをかけたプリンセスがいないことに疑問を覚え、9歳で映画スタジオに手紙を書く。その手紙を母親がネットにアップしたところ、世界中から共感の声が届いた。
「めがねをかけたあなたは美しい」というメッセージを発信するため、11歳のときに周りの大人と協力して『ローズ姫と黄金のめがね』を出版した。

絵:ナタリー・オーウェン
イギリス・ノッティンガム在住。ノッティンガム・トレント大学を卒業。
ノッティンガムの文化やニュースを伝える雑誌・ウェブサイト「LeftLion」のヘッドデザイナーを務める。

●訳者紹介

中井はるの(なかい はるの)
東京在住。児童文学翻訳家。
訳書に『Wonder ワンダー』、『グレッグのダメ日記』シリーズ、『ドッグマン』シリーズ、『ちっちゃなサリーはみていたよ』など多数。ディズニー映画のノベライズも多く手掛ける。

●書籍概要

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『ローズ姫と黄金のめがね』
文:ロウリー・ムーア
絵:ナタリー・オーウェン
訳:中井はるの
対象年齢:読み聞かせなら4歳から/ひとりで読むなら小学2年生から
定価:1980円(税込)
A4判変形ハードカバー、44ページ、すべての漢字にルビつき


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