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『死亡通知書 暗黒者』世界で絶賛の中国ミステリ界のベストセラー、ついに邦訳!

この度、早川書房は、昨今の翻訳ミステリ界の新潮流として注目されている華文(中国語圏)ミステリの中でも、世界的な高評価を受けている傑作『死亡通知書 暗黒者』を本年8月5日に発売いたします。

死亡通知書_暗黒者_帯

◎『死亡通知書 暗黒者』とは?

 本年2月に開催された華文(中国語圏)ミステリのイベントでの刊行発表以来、大きな反響をいただきました『死亡通知書 暗黒者』。
 本書著者の周 浩暉(しゅう こうき/ジョウ・ハオフイ)は中国で最も人気を集めているミステリ作家のひとりであり、本作から始まる〈死亡通知書〉シリーズは中国国内のミステリとしては異例の累計120万部を超えるベストセラーに。2014年に中国インターネットサービス大手のテンセントの系列配信サイトでネット・ドラマ化された際には、累計再生回数が24億回を超える大ヒットを記録しました。

 本作への絶賛は中国国内だけにとどまらず、2018年には英語圏に翻訳され、米《ニューヨーク・タイムズ》《ウォール・ストリート・ジャーナル》で特集記事が組まれたほか、英《サンデー・タイムズ》による1945年以降のミステリ100選に選出されるなど、世界的に高い評価を獲得しています。

◎あらすじ

劇場型シリアルキラーVS中国警察の精鋭たち――死闘の行方は?
2002年、省都A市でひとりのベテラン刑事が命を落とし、復讐の女神の名を冠す謎の人物〈エウメニデス〉による処刑の序曲は奏でられた。インターネットで死すべき人物の名を募り、遊戯のごとく予告殺人を繰り返す〈エウメニデス〉から挑戦を受けた刑事の羅飛は、省都警察に結成された専従班とともに、さらなる犯行を食い止めるべく奔走する。それは羅飛自身の過去――18年前の警察学校生爆殺事件の底知れぬ暗黒と相対することでもあった……。中国で圧倒的な人気を誇り、英米で激賞された華文ミステリ最高峰のシリーズ第一弾。

【書誌情報】
タイトル:『死亡通知書 暗黒者』
著者:周 浩暉(しゅう こうき)  訳者:稲村文吾
価格 :1,800円+税  ISBN:9784150019587
刊行レーベル:ハヤカワ・ミステリ(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
※書影等はAmazonにリンクしています。

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