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『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』映画化原作からあらすじ・映画秘話を紹介

スコセッシ監督×ディカプリオ主演、リリー・グラッドストーンのアカデミー賞ノミネートでも話題の映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の原作本、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン オセージ族連続怪死事件とFBIの誕生』(デイヴィッド・グラン、倉田真木訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)は、紙書籍・電子書籍とも好評発売中です。


▶原作本情報・あらすじ紹介

原題: KILLERS OF THE FLOWER MOON: The Osage Murders and the Birth of the FBI
著者: デイヴィッド・グラン
訳者: 倉田真木
出版社: 早川書房(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
発売日: 2023年9月29日
※本書は、2018年5月に早川書房より単行本『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』として刊行された作品を改題・文庫化したものです。

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン オセージ族連続怪死事件とFBIの誕生』デイヴィッド・グラン、倉田真木訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫(早川書房)
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』早川書房

あらすじ・概要: 1920年代、禁酒法時代のアメリカ南部オクラホマ州。先住民オセージ族が「花殺し月の頃」と呼ぶ五月に立て続けに起きた二件の殺人。それは、オセージ族と関係者二十数人が相次いで不審死を遂げる連続怪死事件の幕開けに過ぎなかった――。
私立探偵や地元当局が決定的な容疑者を絞れず手をこまねくなか、のちのFBI長官J・エドガー・フーヴァーは、特別捜査官トム・ホワイトに命じて大がかりな捜査を始めるが、解明は困難を極める。
部族の土地から出る石油の受益権のおかげで巨額の富を保有するようになったオセージ族を取り巻く、オイルマネーと人種差別が絡みあった巨大な陰謀の真相とは? 米国史の最暗部に迫り、ニューヨーク・タイムズ他主要メディアで絶賛された犯罪ノンフィクション。
【映画化】マーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、リリー・グラッドストーン、ジェシー・プレモンスら出演 2023年10月20日(金)全国の映画館で公開/Apple TV+で後日配信予定

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著訳者紹介

■著者: デイヴィッド・グラン(David Grann)
アメリカのジャーナリスト。1967年、ニューヨーク出身。《ニューヨーカー》のスタッフ・ライターを務める。《ニューヨーク・タイムズ・マガジン》《ウォール・ストリート・ジャーナル》《アトランティック》などにも寄稿。ジョージ・ポーク賞ほか受賞歴多数。著書『ロスト・シティZ』(2009)は《ニューヨーク・タイムズ》ベストセラーの1位となり、25カ国語に翻訳されている。最新作は18世紀の大西洋を舞台に、難破したイギリス船の乗組員らの運命を描いたThe Wager(2023)。日本語訳は早川書房より2024年刊行予定。本作もまたマーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプリオにより映画化が計画されている。
■訳者: 倉田真木(くらた・まき)
翻訳者。訳書にシャーキー『死体とFBI』(早川書房刊)、キャンベル『千の顔をもつ英雄〔新訳版〕』(共訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)、アハーン『ザ・ギフト』、アリソン他『リー・クアンユー、世界を語る』など多数。

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