ハヤカワ国内フィクション

227

酉島伝法、3冊目にして初の作品集成!『オクトローグ』解説:大森望

いよいよ発売となった『オクトローグ 酉島伝法作品集成』。本書の巻末に収録されている大森望さんの解説を公開いたします。発表した全著作で日本SF大賞を受賞する究極の独創的作家、酉島伝法の魅力とは?

『オクトローグ 酉島伝法作品集成』
装幀:水戸部功

解説

 本書『オクトローグ 酉島伝法作品集成』は、『皆勤の徒』(二〇一三年)、『宿借りの星』(二〇一九年)に続く酉島伝法の三冊目の著書にして(連作を

もっとみる
ありがとうございます!『名探偵ポアロ オリエント急行の殺人』もどうぞ!
36

〝世界で最もSFを愛する作家〟が贈る、最も熱いアンソロジー。『日本SFの臨界点』全収録作を公開

『なめらかな世界と、その敵』で2019年のベストSF第1位(国内篇)を獲得した伴名練氏。その熱すぎるSF愛のすべてを注いだテーマ短篇アンソロジー『日本SFの臨界点[恋愛篇]』『日本SFの臨界点[怪奇篇]』のカバーと、全収録作を公開いたします。7月16日発売、電子書籍版同時配信です。

(7/11追記:Kindle版の予約が開始しました)

『日本SFの臨界点[恋愛篇]』
伴名練=編
装画:れおえん

もっとみる
ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです
143

まちでウワサのSF短篇集、柞刈湯葉『人間たちの話』の読了&感想ツイートをまとめました。そして告知も。

2020年3月の発売以降、地球の各所で話題になっている柞刈湯葉のSF短篇集『人間たちの話』(ハヤカワ文庫JA)。Twitterのタイムラインに寄せられた感想をまとめました。お読みいただいたみなさま、本当にありがとうございます!

記事の末尾に湯葉さんのイベント告知があります。併せてご覧ください。

イベント告知

『人間たちの話』の著者・柞刈湯葉さんがご登壇されるトークイベントが、6月13日(土)

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『ヒトの目、驚異の進化』です!
40

日本SFの新たな世代へ。第5回ハヤカワSFコンテスト受賞作、文庫版同時刊行!

2020年代に突入して、新たな局面を迎えている日本SF界。6月25日発売のSFマガジン8月号で「日本SF第七世代へ」という特集が掲載されることも話題となっています。その特集にも参加予定の第5回ハヤカワSFコンテスト大賞W受賞作家、津久井五月さんと樋口恭介さんの受賞作が文庫化! 6月18日に同時発売されます。
2084年の近未来東京を舞台とする都市SF『コルヌトピア』と、現代SF100年の総括と絶賛

もっとみる
ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです
58

冲方丁による、現在進行形最高傑作『マルドゥック・アノニマス』最新第5巻発売

2015年に連載を開始した、マルドゥック・シリーズ最新作『マルドゥック・アノニマス』。待望の第5巻が5月26日発売になります。

■マルドゥック・アノニマス4巻までのあらすじ

『マルドゥック・スクランブル』から2年後――自らの人生を取り戻したバロットは勉学の道に進み、ウフコックは新たなパートナーのロックらと事件捜査の日々を送っていた。
 そんなイースターズ・オフィスに、馴染みの弁護士サムから企業

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『息吹』です。
26

あなたは自分の愛する人を【#食べたい食べられたい】? SF小説『ピュア』刊行記念企画のおしらせ(プレゼントあり)

小野美由紀さんによる短篇集『ピュア』は予定通り、4月16日(木)発売。電子書籍版も同時配信となります。「もしも、女性が男性を食べないと妊娠できない世の中になったら?」という表題作など、性を抱えて生きることをフィクションの形で問いかける5つの物語。

小野美由紀『ピュア』
イラスト:佳嶋

遠い未来、地球軌道上の人工衛星で暮らす女性たちは、国を守るために子供を産むこと、そのための妊娠を義務付けられて

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『ヒトの目、驚異の進化』です!
46

【新入生のみなさんへ】「二十歳のときに、ある壮大な計画を立てた。大学の生協に置いてある岩波文庫をすべて読破しようというものだった。」『ゲームの王国』『嘘と正典』の小川哲が語る青春と読書

春、三月。新しいことがはじまる予感にあふれた、そわそわと落ち着かない季節です。世情は違う意味で落ち着きませんが、一年の中でも特殊なこの時期の、特に新入生のみなさんへ、うってつけの文章をご紹介します。小説家・小川哲氏のエッセイです。

小川哲(おがわ・さとし)氏は、1986年千葉県生まれ。ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を『ユートロニカのこちら側』で受賞し、デビュー。第2長篇『ゲームの王国』は日本SF

もっとみる
ありがとうございます!『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』おすすめです
47

【祝! 日本SF大賞受賞】ReaderStoreにて、小川一水作品29点のポイントバックフェア開催中!

去る2月23日、第40回日本SF大賞が発表され、小川一水氏の《天冥の標》シリーズが大賞を受賞しました。それを記念して、電子書籍書店ReaderStoreでは29作品を対象とした20%ポイントバックセールを3/31(火)まで開催中です。
*最新刊『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』を除く

ReaderStore限定で展開中の小川一水作品・29タイトルポイントバックフェアの一覧についてはこちら

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『わたしを離さないで』です。
9

「まさかこの作者に泣かされるとは」「紙で買って息子に渡したい」「この人、これから日本のSFを代表する一人になってくんじゃないかな」柞刈湯葉『人間たちの話』感想ツイートをまとめました。

「違う世界の常識を知るのはこんなにも楽しい」

「ナメにナメたスタンスで買っちゃったんだけどいやこれ普通に真っ当なSFだしメタクソに面白いな????????????」

「これは確かに人間たちの話だ…おれは人間を描いているSFに弱いんだ…」

「紙で買って息子に渡したい」

「淡々とした暖かさで人間賛歌を描くのさあ………………大好きなので……………………」

「Science Fictionかくあ

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『わたしを離さないで』です。
38

「これは "ハードSF作家・山本弘" の遺書だと考えてください。」『プロジェクトぴあの』著者あとがき全文公開

※書影は販売サイトとリンクしています

アニメーション映画監督の片渕須直氏とSF作家の野尻抱介氏に推薦を頂き、ハヤカワ文庫JAより好評発売中の山本弘『プロジェクトぴあの』上下巻。その下巻の収録されているあとがきを、全文公開します。本作をできるだけ多くの方に読んで頂くため、担当編集から著者の山本さんにお願いをいたしました。ぴあのとすばるの物語が、サイハテの更に先へ届きますように。

**

あとがき

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは『わたしを離さないで』です。
246