マガジンのカバー画像

ハヤカワ国内フィクション

611
ハヤカワ文庫JAや単行本など、国内フィクション作品の試し読み原稿や解説などを公開中。
運営しているクリエイター

2018年9月の記事一覧

世界へ羽ばたいた新人デビュー作『最後にして最初のアイドル』とは? 「げんげん❤️SF道」前島賢

世界へ羽ばたいた新人デビュー作『最後にして最初のアイドル』とは? 「げんげん❤️SF道」前島賢

SF作家・草野原々によるデビュー短編集『最後にして最初のアイドル』の英訳版が配信されました。それを記念して、文庫版に収録の前島賢氏による解説「げんげん❤️SF道」を公開します。

Last and First Idol (English Edition)
Gengen Kusano/Illustration: TNSK
(J-Novel Club)

げんげん❤️SF道

 草野原々は新人SF作

もっとみる
百合が俺を人間にしてくれた【2】――対談◆宮澤伊織×草野原々

百合が俺を人間にしてくれた【2】――対談◆宮澤伊織×草野原々



新作『そいねドリーマー』の発売を記念して、2018年8月24日に書泉百合部で行われた対談イベント「平成最後の夏と百合 宮澤伊織×草野原々」採録を公開いたします。(前回はこちら)

宮澤伊織『そいねドリーマー』
(書影はKindle版にリンクしています)

■開幕業火宮澤 本日はご足労いただきありがとうございます、宮澤伊織です。

草野 こんにちは、私の名前は草野原々です! 「げんげん」と呼んで

もっとみる
小説家デビュー&漫画家デビュー!?コミック4コマ「黒瀬陽 書店訪問日記」

小説家デビュー&漫画家デビュー!?コミック4コマ「黒瀬陽 書店訪問日記」

 2018年6月に刊行された単行本『別れ際にじゃあのなんて、悲しいこと言うなや』の著者・黒瀬陽氏は、若かりし頃に漫画家を目指していたといいます。

 今夏、販売促進のプロモーションで地元・広島の書店を(サイン本作りのため)訪問したのですが、その模様を黒瀬氏が4コマ漫画に描き下ろしました。また、東京・神田の当社早川書房を訪問し、サイン本作りをした様子も漫画にしました。お楽しみいただければ幸いです。

もっとみる
大作家、すべてを明かす。『筒井康隆、自作を語る』内容紹介

大作家、すべてを明かす。『筒井康隆、自作を語る』内容紹介

いまや日本を代表する小説家である、筒井康隆。
そのロング・インタビュー集『筒井康隆、自作を語る』が文庫化されます。SFマガジンに全8回にわたり連載されたインタビューに、自選短篇集(徳間文庫)の自作解題に加え、巻末には合計200冊をゆうに超える圧巻の【全著作リスト】を収録。星雲賞を受賞した単行本版に、戯曲・ドラマ化についての対談を追加収録した永久保存版です。

●内容紹介

『東海道戦争』『時をかけ

もっとみる