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ハヤカワ新書

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【2023年6月創刊】新刊の試し読みや創作の舞台裏など、新レーベルの最新情報をいち早くお届けします
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#プロダクトデザイン

自由さの中でふつうを生み出し、そのふつうさのままとどまること――プロダクト・デザイナー秋田道夫が語る「仕事」のはなし【『かたちには理由がある』刊行記念】

自由さの中でふつうを生み出し、そのふつうさのままとどまること――プロダクト・デザイナー秋田道夫が語る「仕事」のはなし【『かたちには理由がある』刊行記念】

『かたちには理由がある』(ハヤカワ新書)の刊行を記念して青山ブックセンター本店で開催された、著者の秋田道夫さんの講演の様子をお届けします。プロダクトデザイナーはどんな世界の見方をしているのでしょうか。これまでに手がけた製品を振り返りながら、「かたち」をめぐる思考が縦横に語られます。聞き手はフリーライターの納富廉邦さんです。

秋田道夫(あきた・みちお)
1953年大阪生まれ。プロダクトデザイナー。

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「いつもと何かが違う」景色を見せたい──LED薄型歩行者灯器のはなし⑤(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

「いつもと何かが違う」景色を見せたい──LED薄型歩行者灯器のはなし⑤(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

ソニー独立後、フリーランスとしてさまざまな製品を手がけてきたプロダクトデザイナー・秋田道夫。自身が「代名詞」と語るのが、歩行者用の薄型信号機のデザインです。

この「風景に溶け込む」信号機のデザインは、どのように生まれたのか? 新刊『かたちには理由がある』(ハヤカワ新書)より、数回にわけてご紹介します。

「いつもと何かが違う」景色を見せたい──LED薄型歩行者灯器のはなし⑤▶連載第1回(「あの人

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「消える信号機」の秘密──LED薄型歩行者灯器のはなし④(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

「消える信号機」の秘密──LED薄型歩行者灯器のはなし④(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

ソニー独立後、フリーランスとしてさまざまな製品を手がけてきたプロダクトデザイナー・秋田道夫。自身が「代名詞」と語るのが、歩行者用の薄型信号機のデザインです。

この「風景に溶け込む」信号機のデザインは、どのように生まれたのか? 新刊『かたちには理由がある』(ハヤカワ新書)より、数回にわけてご紹介します。

「消える信号機」の秘密──LED薄型歩行者灯器のはなし④▶連載第1回(「あの人は相当信号機に

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製品と「ことば」の関係。ハヤカワ新書8月刊 秋田道夫『かたちには理由がある』感想まとめ

製品と「ことば」の関係。ハヤカワ新書8月刊 秋田道夫『かたちには理由がある』感想まとめ

ハヤカワ新書の8月の新刊、『かたちには理由がある』(8/22発売)。LED式薄型信号機、交通系ICカードチャージ機、トートバッグ、カトラリーなど、公共機器から生活用品に至るまでさまざまな「かたち」を手がけてきた人気プロダクトデザイナーの秋田道夫さんが、その思考をはじめて語った本書への感想のほか、著者の秋田道夫さんの本に対する言葉をご紹介します。

「身の回りにあるものは、すべて誰かがデザインした」

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かたちは本来どうあるべきか──LED薄型歩行者灯器のはなし③(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

かたちは本来どうあるべきか──LED薄型歩行者灯器のはなし③(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

ソニー独立後、フリーランスとしてさまざまな製品を手がけてきたプロダクトデザイナー・秋田道夫。自身が「代名詞」と語るのが、歩行者用の薄型信号機のデザインです。

この「風景に溶け込む」信号機のデザインは、どのように生まれたのか? 新刊『かたちには理由がある』(ハヤカワ新書)より、数回にわけてご紹介します。

かたちは本来どうあるべきか──LED薄型歩行者灯器のはなし③▶連載第1回(「あの人は相当信号

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デザインの専門用語で説明することが難しい製品──LED薄型歩行者灯器のはなし②(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

デザインの専門用語で説明することが難しい製品──LED薄型歩行者灯器のはなし②(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

ソニー独立後、フリーランスとしてさまざまな製品を手がけてきたプロダクトデザイナー・秋田道夫。自身が「代名詞」と語るのが、歩行者用の薄型信号機のデザインです。

この「風景に溶け込む」信号機のデザインは、どのように生まれたのか? 新刊『かたちには理由がある』(ハヤカワ新書)より、数回にわけてご紹介します。

デザインの専門用語で説明することが難しい製品──LED薄型歩行者灯器のはなし②▶連載第1回(

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「あの人は相当信号機に興味があるようだ」──LED薄型歩行者灯器のはなし①(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

「あの人は相当信号機に興味があるようだ」──LED薄型歩行者灯器のはなし①(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

ソニー独立後、フリーランスとしてさまざまな製品を手がけてきたプロダクトデザイナー・秋田道夫。自身が「代名詞」と語るのが、歩行者用の薄型信号機のデザインです。

この「風景に溶け込む」信号機のデザインは、どのように生まれたのか? 新刊『かたちには理由がある』(ハヤカワ新書)より、数回にわけてご紹介します。

「あの人は相当信号機に興味があるようだ」──LED薄型歩行者灯器のはなし①わたしの代名詞とも

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プロダクトデザイナーはどう「観察」しているのか? 秋田道夫『かたちには理由がある』冒頭公開

プロダクトデザイナーはどう「観察」しているのか? 秋田道夫『かたちには理由がある』冒頭公開

ハヤカワ新書の8月の新刊、秋田道夫『かたちには理由がある』(8/22発売)。観察力と感性を磨くコツとは何か。LED式薄型信号機、交通系ICカードチャージ機、トートバッグ、カトラリーなど、公共機器から生活用品に至るまでさまざまな「かたち」を手がけてきた人気プロダクトデザイナーが、「かたち」をめぐる思考をはじめて語った本書の「はじめに」を、発売に先駆け公開します。

はじめに 観察はデザインに勝る

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