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ハヤカワ新書

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【2023年6月創刊】新刊の試し読みや創作の舞台裏など、新レーベルの最新情報をいち早くお届けします
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#読書

散歩は他者性を求めるアクティビティ。島田雅彦×栗原康『散歩哲学』刊行記念対談

散歩は他者性を求めるアクティビティ。島田雅彦×栗原康『散歩哲学』刊行記念対談

散歩をこよなく愛する作家・島田雅彦氏が「歩きながら考える」ことの効能と実践を語りつくした『散歩哲学 よく歩き、よく考える』(ハヤカワ新書)。本書の刊行を記念し池袋のジュンク堂書店池袋本店で開催された、政治学者でアナキストの栗原康氏と著者の対談の模様をお届けします。最新作『超人ナイチンゲール』も話題沸騰の栗原氏との対話のなかで見えてきた、現代において散歩が持つ大いなる可能性とは?

他者性との交差コ

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なぜ今話題に?『ソース焼きそばの謎』のメディア紹介をまとめてみました!【記事へのリンク有り】

なぜ今話題に?『ソース焼きそばの謎』のメディア紹介をまとめてみました!【記事へのリンク有り】

新書の書棚の中でも異色のカバーデザインで目を引く、『ソース焼きそばの謎』(塩崎省吾、ハヤカワ新書)。多くの人が慣れ親しんだ「ソース焼きそば」の意外なルーツを追究する本書が、今数々のメディア(雑誌、新聞、ウェブ、ラジオ)で紹介されています。近代食文化史のブラックホールに光を当てようとする本書のメディア紹介事例や書評を一挙紹介します!【一部は記事が読めるリンクあり】

『ソース焼きそばの謎』は、今こん

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薄型信号機のデザインはどうやって生まれた?『かたちには理由がある』試し読み・関連イベント案内

薄型信号機のデザインはどうやって生まれた?『かたちには理由がある』試し読み・関連イベント案内

街に出れば視界に入る信号機や、毎日手にするフォークやカップなどの生活品――あなたの身のまわりにあるモノのかたちが「どのようにデザインされたのか」気になったことはありませんか?
Twitter(現X)フォロワー10万人を超えるプロダクトデザイナー、秋田道夫氏の新刊『かたちには理由がある』(ハヤカワ新書)から、デザインの背後にある「ことば」を紹介します。
関連イベントの参加者も現在募集中です。

見慣

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「いつもと何かが違う」景色を見せたい──LED薄型歩行者灯器のはなし⑤(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

「いつもと何かが違う」景色を見せたい──LED薄型歩行者灯器のはなし⑤(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

ソニー独立後、フリーランスとしてさまざまな製品を手がけてきたプロダクトデザイナー・秋田道夫。自身が「代名詞」と語るのが、歩行者用の薄型信号機のデザインです。

この「風景に溶け込む」信号機のデザインは、どのように生まれたのか? 新刊『かたちには理由がある』(ハヤカワ新書)より、数回にわけてご紹介します。

「いつもと何かが違う」景色を見せたい──LED薄型歩行者灯器のはなし⑤▶連載第1回(「あの人

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「消える信号機」の秘密──LED薄型歩行者灯器のはなし④(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

「消える信号機」の秘密──LED薄型歩行者灯器のはなし④(秋田道夫『かたちには理由がある』より)

ソニー独立後、フリーランスとしてさまざまな製品を手がけてきたプロダクトデザイナー・秋田道夫。自身が「代名詞」と語るのが、歩行者用の薄型信号機のデザインです。

この「風景に溶け込む」信号機のデザインは、どのように生まれたのか? 新刊『かたちには理由がある』(ハヤカワ新書)より、数回にわけてご紹介します。

「消える信号機」の秘密──LED薄型歩行者灯器のはなし④▶連載第1回(「あの人は相当信号機に

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庭の本質を最新技術で読み解く。『日本庭園をめぐる』まえがき試し読み

庭の本質を最新技術で読み解く。『日本庭園をめぐる』まえがき試し読み

早川書房があらたに立ち上げた新書レーベル「ハヤカワ新書」。創刊第二弾として7月に発売されたばかりの新刊『日本庭園をめぐる デジタル・アーカイヴの可能性』(原瑠璃彦)から、日々刻々と変化する日本庭園をアーカイヴ化する意義を説く、「まえがき」を特別に試し読み公開します。

まえがき「庭」、あるいは「日本庭園」という言葉を聞いたとき、人はどのようなものを思い浮かべるだろうか。松や桜の古木が生え、杜若や百

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祭り会場にあの恐竜がサプライズ登場!?ハヤカワ新書『古生物出現! 空想トラベルガイド』試し読み②

祭り会場にあの恐竜がサプライズ登場!?ハヤカワ新書『古生物出現! 空想トラベルガイド』試し読み②

架空のトラベルガイドという体裁で、古生物の魅力をまったく新しい角度から描き出す『古生物出現! 空想トラベルガイド』(土屋健 著、ハヤカワ新書)が6月20日に発売され、話題を呼んでいます。
いわば「空想篇」ともいうべき本書前半から、「エピソード3 群馬県」の一部を試し読み特別公開します。

エピソード3 群馬県 ── 利根川源流の県に、恐竜とイルカたちが現れる雨の富岡製糸場で、ヤベオオツノジカに出会

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新書創刊の舞台裏:ゆがんだ教育熱はどう生まれた? 『教育虐待 子供を壊す「教育熱心」な親たち』担当編集者が語る

新書創刊の舞台裏:ゆがんだ教育熱はどう生まれた? 『教育虐待 子供を壊す「教育熱心」な親たち』担当編集者が語る

早川書房があらたに立ち上げる新書レーベル「ハヤカワ新書」。早川書房の強みであるSFやミステリなどの視点を生かした、独自の切り口の新書を多数予定しています。
創刊第一弾はいよいよ2023年6月20日(火)発売。どんなテーマの新書が読めるようになる? そもそも新書創刊って何を準備する? ……そんな疑問にお答えすべく、『教育虐待 子供を壊す「教育熱心」な親たち』(著:石井翔太/作家)の発売に向けて準備を

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“古生物天国・日本”を新たな視点でめぐる旅! ハヤカワ新書『古生物出現! 空想トラベルガイド』試し読み①

“古生物天国・日本”を新たな視点でめぐる旅! ハヤカワ新書『古生物出現! 空想トラベルガイド』試し読み①

恐竜・古生物ファンの皆さん、お待たせいたしました! 『古生物出現! 空想トラベルガイド』(土屋健 著、ハヤカワ新書)がいよいよ6月20日(火)に発売となります。
今は化石でしか見ることのできない古生物が、もしも現代の日本に蘇ったとしたら、どこでどのように暮らしている? あなたを「if(もしも)」の世界へといざなう、本書冒頭の「はじめに」を特別公開します!

はじめに:古生物のいる世界をあなたに日本

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あなたにとって現実とは? 発売間近のハヤカワ新書『現実とは?』から冒頭部分を特別公開

あなたにとって現実とは? 発売間近のハヤカワ新書『現実とは?』から冒頭部分を特別公開

話題の新刊『現実とは?ーー脳と意識とテクノロジーの未来 』(藤井直敬著、ハヤカワ新書)がいよいよ6月20日(火)に発売となります。
脳科学者の藤井直敬さんが、極めてシンプルな『現実とは?』というタイトルに込めた意図とは? 本書の「はじめに」を特別公開します!

はじめにこれは、僕がデジタルハリウッド大学大学院(デジハリ)の教授に就任した際に書いたテキストの一部だ。結構気負ったテキストだけれども、当

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新書創刊の舞台裏:滝沢カレンさんの言葉のセンスが光る『馴染み知らずの物語』担当編集者が語る

新書創刊の舞台裏:滝沢カレンさんの言葉のセンスが光る『馴染み知らずの物語』担当編集者が語る

早川書房があらたに立ち上げる新書レーベル「ハヤカワ新書」。早川書房の強みであるSFやミステリなどの視点も生かした、独自の切り口の新書を多数予定しています。
第一弾は2023年6月20日(火)発売。どんな内容の新書が読めるようになる? そもそも新書の「創刊」って何を準備するの? ……そういった疑問にお答えすべく、『馴染み知らずの物語』(著:滝沢カレン/モデル)の発売に向けて原稿整理や関連イベントを仕

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新書創刊の舞台裏:古生物との旅を楽しむ『古生物出現! 空想トラベルガイド』担当編集者が語る

新書創刊の舞台裏:古生物との旅を楽しむ『古生物出現! 空想トラベルガイド』担当編集者が語る

早川書房はあらたに新書レーベル「ハヤカワ新書」を立ち上げます。早川書房の強みであるSFやミステリ、そしてポピュラーサイエンスなどのノンフィクションの視点を生かした、新しい切り口の新書刊行を多数予定しています。
第一弾は2023年6月20日(火)発売。どんな内容の新書が読めるようになる? そもそも新書の「創刊」って何を準備するの? ……そういった疑問にお答えすべく、『古生物出現! 空想トラベルガイド

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