ハヤカワSF

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【短篇一挙掲載】韓国発ベストセラーSF短篇集、キム・チョヨプ著『わたしたちが光の速さで進めないなら』より「巡礼者たちはなぜ帰らない」全文公開!【期間限定】

今もっとも韓国の女性たちの共感をあつめる、
新世代作家のデビュー作にしてベストセラー。
生きるとは? 愛するとは?
優しく、どこか懐かしい、
心の片隅に残り続けるSF短篇7作。

冒頭の短篇「巡礼者たちはなぜ帰らない」を期間限定で全文公開します。

『わたしたちが光の速さで進めないなら』(2020年12月3日刊行)
キム・チョヨプ
カン・バンファ、ユン・ジヨン訳

『82年生まれ、キム・ジヨン』の

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ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです
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北極圏の洋上都市にやってきた、獣を連れた女の目的は? 米SF最注目の作家・ミラーの『黒魚都市』を読みのがすな!

アメリカSF最注目の作家、サム・J・ミラーの本邦初の長篇となる『黒魚都市』が新☆ハヤカワ・SF・シリーズより刊行されました。本作はすぐれた英語で書かれたSFを対象としたジョン・W・キャンベル記念賞受賞作品です。本頁では、SF翻訳業山岸真氏による解説を再録いたします。
 
解説
SF翻訳業  山岸 真 
 
 本書の作者サム・J・ミラーは、2010年代に頭角をあらわしたアメリカのSF作家の中でも最注

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ヒトの目、驚異の進化』です!
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「久しぶり、また会えて嬉しい」――『2000年代海外SF傑作選』編集にあたって(選者・橋本輝幸)

ゼロ年代に発表された海外SF短篇を選りすぐった日本オリジナル・アンソロジー『2000年代海外SF傑作選』発売(11/19・木)までもう少し!
本日は本作の編者を務めた橋本輝幸氏による、収録作品見どころガイドを掲載いたします!

『2000年代海外SF傑作選』収録作品リスト公開
橋本輝幸(SF書評家)

 前回からはや3カ月、読者の皆さまが目次の公開はまだかと気を揉んでいただろうことは想像に難くあり

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ザリガニの鳴くところ』です。
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柴田勝家は面白い!  日本SF作家クラブ会長、池澤春菜が語る『アメリカン・ブッダ』

柴田勝家(※SF作家)さんのSF短篇集、『アメリカン・ブッダ』が、書評家の細谷正充氏が選出する「第三回 細谷賞」を受賞! 記念に本書巻末に収録されている、SF作家クラブ新会長・池澤春菜さんによる解説を公開します。

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 柴田勝家は面白い。
 いやだってまず名前からして面白い。「何だよ柴田勝家って、武将かよ(笑)」って言いながら本人に会った人全員、ハイライトを失った目で「はい、柴田勝家

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ありがとうございます!今日のおすすめは『なめらかな世界と、その敵』です
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異星種族との死闘! ダニエル・アレンソン『地球防衛戦線3 スカム皇帝殺戮指令』2020年10月15日刊行!〈地球防衛戦線〉3部作完結

2020年10月15日に、ダニエル・アレンソンの『地球防衛戦線3 スカム皇帝殺戮指令』が刊行されます。

幼いころ目の前で異形の異星生物スカムに母親を惨殺された少年マーコも、新兵のための訓練キャンプを終え(第1巻)、鉱山衛星コーパスでの死闘を経て(第2巻)、ついに敵の本拠惑星でスカムの皇帝を追い詰めるまでに成長しました!

3部作完結篇である本書では、これまでの地上、地中でのスカムとの激烈な戦闘だ

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ザリガニの鳴くところ』です。
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ゲームを楽しむために、SFとファンタジイを読みたい!

ゲームを楽しんで、小説も読もう! ゲームの原作小説や、ゲームを題材にしたSFを紹介する記事です。

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・アンドレイ・サプコフスキ〈ウィッチャー〉シリーズ(『ウィッチャーⅠ エルフの血脈』は川野靖子・天沼春樹 訳、Ⅱ~Ⅴ巻は川野靖子 訳)

〈ウィッチャー〉シリーズ、日本ではゲームのほうが有名ですが、小説が原作です。小説の「その後」がゲームになりました。ドラマ化もされ、Netflixで配信さ

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ありがとうございます!『名探偵ポアロ オリエント急行の殺人』もどうぞ!
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この時間テーマのSFを読みたい!

過去を変えられたら……未来を思いどおりにできたら……というときには、タイムトラベルを考えてしまいますね。そんなあなたに、時間テーマのSFをご紹介します。

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・ジョディ・テイラー『歴史は不運の繰り返しーセント・メアリー歴史学研究所報告』 田辺千幸 訳

歴史家の卵マックスは恩師からセント・メアリー歴史学研究所での勤務を紹介される。普通の研究所と思いきや、じつはここでは実際にタイムトラベル

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ザリガニの鳴くところ』です。
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メアリ・ロビネット・コワル『宇宙【そら】へ』と一緒に観たい! 映画とドラマ

ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞受賞のメアリ・ロビネット・コワル『宇宙【そら】へ』(酒井昭伸 訳)。この記事では本書とあわせて観ると2倍3倍に楽しめる、おすすめ映画やドラマをいくつかご紹介します。

『宇宙【そら】へ』(上・下)
メアリ・ロビネット・コワル  酒井 昭伸 訳
カバーイラスト/加藤直之  カバーデザイン/岩郷重力
ハヤカワ文庫SF
各1,020円+税
2020年8月20日発売

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ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです
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『サイバー・ショーグン・レボリューション』刊行! ハヤカワ文庫SFと新☆ハヤカワ・SF・シリーズ同時発売!

9月17日にピーター・トライアス『サイバー・ショーグン・レボリューション』が刊行されました。

第二次大戦で日独が勝利し、巨大ロボット「メカ」が闊歩する日本統治下のアメリカを舞台にした『ユナイテッド・ステイツ・ジャパン』、『メカ・サムライ・エンパイア』につづく、三部作の完結篇です。

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・『サイバー・ショーグン・レボリューション』刊行! 〈ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパ

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ありがとうございます!今日のおすすめは『息吹』です。
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ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作『DUNE/デューン 砂の惑星』映画予告篇!

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作の映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の近日公開が決定、予告篇が公開されました。原作はフランク・ハーバートの『デューン 砂の惑星』。SF情報誌「ローカス」のおおよそ12年ごとに行われた「オールタイム・ベスト」投票で、1975年、1987年、1998年、2012年のいずれも第1位を獲得した作品です。

予告篇はこちらからどうぞ。

また、ヴィルヌーヴ監督のほか、ティモシ

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