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#ノーベル文学賞
「言うなれば、疾走するエンターテインメント不条理小説。巻を措く能わずのおもしろさである」――J・M・クッツェー『イエスの学校時代』訳者あとがき(鴻巣友季子)
ノーベル文学賞作家J・M・クッツェーの最新刊『イエスの学校時代』(鴻巣友季子訳)は好評発売中です。本作は2016年に刊行の『イエスの幼子時代』の続篇にあたります。本記事では、翻訳者の鴻巣友季子さんによる、著者J・M・クッツェーの作品変遷と本作についての解説を掲載します。
訳者あとがき 本書は、J・M・クッツェーによる The Schooldays of Jesus(2016年)の全訳である。