海外文芸

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ノーベル文学賞作家オルハン・パムク第10長篇小説『赤い髪の女』試し読み

『わたしの名は赤』『無垢の博物館』などで知られるノーベル文学賞作家オルハン・パムクの第10長篇『赤い髪の女』(原題 Kırmızı Saçlı Kadın, 2016)は早川書房より発売中です。

『赤い髪の女』オルハン・パムク/宮下遼訳

◎書評
共同通信(2019年12月配信)書評(岩川ありさ氏・法政大学専任講師)
週刊文春(2019年12月26日号)書評
日経新聞(2019年12月14日号)

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それはまるで天から与えられた恵みのような時間──『ベル・カント』レビュー〔河出真美(梅田 蔦屋書店 洋書コンシェルジュ)〕

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南米の小国を舞台に、副大統領邸を占拠したゲリラと人質の間に生まれる交流を描く感動作『ベル・カント』。11月15日公開の映画「ベル・カント とらわれのアリア」原作でもある本作のレビューが、梅田 蔦屋書店 洋書コンシェルジュの河出真美さんから届きました!

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「ベル・カント」という見なれない単語にまず目を惹かれる。イタリア語かな、と見当を

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ありがとうございます!今日のおすすめは『なめらかな世界と、その敵』です
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ノーベル文学賞作家オルハン・パムク第10長篇小説『赤い髪の女』好評発売中

『わたしの名は赤』『無垢の博物館』などで知られるノーベル文学賞作家オルハン・パムクの第10長篇『赤い髪の女』(原題 Kırmızı Saçlı Kadın, 2016)は早川書房より発売中です。

『赤い髪の女』オルハン・パムク/宮下遼訳

【あらすじ】

父に捨てられた子と、井戸掘りの親方。
2人の前にその女が現れたとき、すでに悲劇ははじまっていた。

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ある晩、父が失踪した。少年ジェム

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【往復書簡】伴名練&陸秋槎。SFとミステリ、文芸ジャンルの継承と未来について

『なめらかな世界と、その敵』と『雪が白いとき、かつそのときに限り』の刊行を記念して、ともに88年生まれで、SFとミステリそれぞれのジャンルの未来を背負う伴名練さんと、陸秋槎さんに往復書簡をしていただきました。まずは陸秋槎さんから伴名さん宛てた手紙をお楽しみください。

拝啓 伴名練先生へ

 先生の「ホーリーアイアンメイデン」という書簡体小説を拝読したとき、文章の美しさが深く印象に残りました。です

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