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ハヤカワ・ミステリ

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「ハヤカワ・ミステリ」及び「ハヤカワ・ミステリ文庫」の話題作品の解説、試し読みを公開中。
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2024年4月の記事一覧

【デイリーに名探偵を】シャーロック・ホームズ グッズ特集

【デイリーに名探偵を】シャーロック・ホームズ グッズ特集

「聖書に次ぐベストセラー」とされるアーサー・コナン・ドイルの著作《シャーロック・ホームズ 》シリーズ。HAYAKAWA FACTORY(ハヤカワファクトリー)から「Tシャツ シャーロック・ホームズ 221B BAKER STREET」が4月16日(火)に発売されました。好評につき一部サイズは現在売切れていますが、早くも増産が決定!5月中旬出来予定です。5/22はアーサー・コナン・ドイルの誕生日。そ

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【4月23日発売】誰をも虜にする甥に、家族が、人生が、壊される……傑作スリラー『死を弄ぶ少年』刊行のお知らせ

【4月23日発売】誰をも虜にする甥に、家族が、人生が、壊される……傑作スリラー『死を弄ぶ少年』刊行のお知らせ

早川書房は、ハヤカワ・ミステリ文庫より、2024年4月23日に、ネイサン・オーツ『死を弄ぶ少年』(原題:A Flaw in the Design)を刊行いたします。

◆あらすじ家族と文学を愛する大学教授ギルバートの人生は、両親を亡くした17歳の甥を引き取ったことで一変する。
甥のマシューは6年前にある事件を起こしている。妻と娘は知的で優しげに成長した甥を受け入れているが、ギルは時折冷たい表情を見

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【『ミレニアム7』発売記念】〈ミレニアム〉既刊六部作全作レヴュー 樹下堅二郎(ライター)

【『ミレニアム7』発売記念】〈ミレニアム〉既刊六部作全作レヴュー 樹下堅二郎(ライター)

 世界のミステリを変えてしまったシリーズがある。二〇〇五年のスウェーデンでの刊行を経て、二〇〇八年に英訳された〈ミレニアム〉三部作は、各国で大ベストセラーとなった。国際的な書店ツアーや大々的なタイアップがあったわけではない。なにしろスウェーデンでジャーナリストとしても活動していた著者のスティーグ・ラーソンは、三部作の刊行直前に急逝し、自著が書店に並ぶ様を見ることすら叶わなかったのだから、それがどれ

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もしも日本にAI裁判官が導入されたら?『AI法廷の弁護士』解説

もしも日本にAI裁判官が導入されたら?『AI法廷の弁護士』解説

竹田人造さんの『AI法廷の弁護士』が発売! もしも日本にAI裁判官が導入されたら?という設定でハッカー弁護士の活躍を描く本作。「そんなの好きですよ。ズルい。」by品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)さん、「極限までアップデートされたエンタメ法廷劇」by五十嵐律人さん、と各所から大絶賛!

発売を記念して、ミステリ評論家の千街晶之さんによる解説を公開します。

『AI法廷の弁護士』解説 千街晶之

 裁判官

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「令和のデビュー作五傑」に入ることは間違いない。『サーキット・スイッチャー』解説

「令和のデビュー作五傑」に入ることは間違いない。『サーキット・スイッチャー』解説

安野貴博さんの『サーキット・スイッチャー』が発売! 完全自動運転車が人質を爆弾を載せて首都高を占拠する事件を描く令和最新のAIサスペンス。「エンタメ要素の全てを網羅」by小島秀夫監督、「これは数年後のあなたが直面するミステリ」by斜線堂有紀さん、と各所から大絶賛!

発売を記念して、ライターの吉田大助さんによる解説を公開します。

『サーキット・スイッチャー』解説 吉田大助  

 作家取材や書

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【竹本健治さん推薦!】これはミステリなのか、それとも? ダン・マクドーマン『ポケミス読者よ信ずるなかれ』【4月5日発売】

【竹本健治さん推薦!】これはミステリなのか、それとも? ダン・マクドーマン『ポケミス読者よ信ずるなかれ』【4月5日発売】

新感覚の読書体験。あなたのみたことないミステリがここにある!
「これはミステリなのか!?」と話題沸騰の『ポケミス読者よ信ずるなかれ』。
既にお読みいただいた読者モニターの皆様からも反響を続々いただいています!
本記事ではそんな問題作に寄せられた感想をご紹介していきます。

【あらすじ】私立探偵のマカニスは、とある人物から招待されて、人里離れた会員制狩猟クラブを訪れた。会員たちがクラブの存続問題など

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