マガジンのカバー画像

ハヤカワ・ミステリ

338
「ハヤカワ・ミステリ」及び「ハヤカワ・ミステリ文庫」の話題作品の解説、試し読みを公開中。
運営しているクリエイター

2023年5月の記事一覧

シリーズ最新刊『三年間の陥穽』(アンデシュ・ルースルンド/清水由貴子・下倉亮一訳)5/23日刊行!

シリーズ最新刊『三年間の陥穽』(アンデシュ・ルースルンド/清水由貴子・下倉亮一訳)5/23日刊行!

北欧ミステリの真骨頂、アンデシュ・ルースルンドによる新たな傑作『三年間の陥穽』がついに登場です! グレーンス警部シリーズ最新刊で、再び元潜入捜査員ホフマンと共に三年前の事件に迫ります。

〇あらすじ子どもの人身売買を防止する団体に届いたのは、全裸で犬のリードを巻かれた少女の写真だった。グレーンス警部は、写真の手がかりを元にデンマークへ向かう。そこで明らかになったのは、ダークネットを通じた世界8カ国

もっとみる
【本屋大賞翻訳小説部門第1位】『われら闇より天を見る』著者クリス・ウィタカーさん&訳者・鈴木 恵さんのメッセージ公開!

【本屋大賞翻訳小説部門第1位】『われら闇より天を見る』著者クリス・ウィタカーさん&訳者・鈴木 恵さんのメッセージ公開!

国内のミステリランキングで三冠、本屋大賞翻訳小説部門第一位に輝いたミステリ小説『われら闇より天を見る』(クリス・ウィタカー/鈴木 恵=訳)。
4月に行われた贈賞式では、著者であるクリス・ウィタカーさんからメッセージ動画、訳者の鈴木恵さんからスピーチをいただきました。
読んだ人みなの心をつかむキャラクターである主人公ダッチェスはどう生まれたのか。本日はメッセージを全文公開します!

訳者・鈴木 恵さ

もっとみる
【イチかバチかの大作戦!?】ベストセラーSF『プロジェクト・ヘイル・メアリー』など8作品! 早川書房のオーディオブック「5月の新作」がAudibleから続々配信!

【イチかバチかの大作戦!?】ベストセラーSF『プロジェクト・ヘイル・メアリー』など8作品! 早川書房のオーディオブック「5月の新作」がAudibleから続々配信!

何かと疲れが溜まるこの時期。プロのナレーターや声優が朗読する【聴く読書】オーディオブックで、気分転換してみませんか。

「早川書房のオーディオブック」5月の新作として、Audible(オーディブル)から8作品を続々配信します。
ラインナップは、古典SFの大傑作アーサー・C. クラークの『2001年宇宙の旅』、SF界の鬼才カート・ヴォネガットの『スローターハウス』と『タイタンの妖女』、ミステリの女王

もっとみる
【2023年本屋大賞翻訳小説部門第1位】クリス・ウィタカー『われら闇より天を見る』ご紹介記事まとめ

【2023年本屋大賞翻訳小説部門第1位】クリス・ウィタカー『われら闇より天を見る』ご紹介記事まとめ

国内のミステリランキングで三冠、本屋大賞翻訳小説部門第一位に輝いたミステリ小説『われら闇より天を見る』(クリス・ウィタカー/鈴木 恵=訳)。
刊行以来、多くの方々に読まれ、ご紹介いただきました! 本日はこれまでにご紹介いただいた記事やラジオなどを紹介していきます。

新聞・雑誌・WEBなどでのご紹介・8月16日 讀賣新聞「エンターテインメント小説月評」にて紹介

・8月18日 「北上ラジオ」にて紹

もっとみる
『アオサギの娘』訳者あとがき公開!

『アオサギの娘』訳者あとがき公開!

最近、アメリカでは、沼地が舞台のミステリが流行っています。『ザリガニの鳴くところ』『沼の王の娘』『すべての罪は沼地に眠る』……湿地帯の豊かな(ときに狂暴な)自然と小さな町の閉塞感のある人間関係から生まれる激しい感情のやりとり、そこから浮かび上がる社会の縮図をみるようなありとあらゆる問題に、惹きつけられるせいでしょうか。

ここにまた新しい沼ミステリが誕生しました!

ポケミスからこの5月に刊行され

もっとみる
第二次世界大戦下、女性だけの部隊で起きた連続殺人の真相は?『空軍輸送部隊の殺人』(ハヤカワ・ミステリ文庫)

第二次世界大戦下、女性だけの部隊で起きた連続殺人の真相は?『空軍輸送部隊の殺人』(ハヤカワ・ミステリ文庫)

第二次世界大戦下の英国空軍を舞台にした歴史ミステリ『空軍輸送部隊の殺人』が好評発売中です。

N・R・ドーズ『空軍輸送部隊の殺人』
翻訳:唐木田みゆき
定価:1,848円(税込) ハヤカワ・ミステリ文庫
刊行日:2023年5月9日(電子版同時発売)
カバーデザイン:岩郷重力
ISBN:978-4-15-185451-4

◆あらすじ1940年、イギリス。農村部の空軍駐屯地に女性飛行士だけで構成され

もっとみる