ハヤカワ・ミステリ

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ノート

『元年春之祭』クロス・レビュー第2弾! 「文章の美しさ、端正さ」――立原透耶

前回に引き続き、現在発売中の「ミステリマガジン」11月号に掲載されている『元年春之祭』クロス・レビューより、中国文学研究家・作家の立原透耶氏にご執筆いただいたレビューを特別掲載いたします。

文章の美しさ、端正さ

立原透耶(中国文学研究家・作家)

 待望の日本語訳、日本での出版である。これほど期待され、またこれほど望まれた中華ミステリ作家(それも大陸)はそういないのではないか。陸秋槎、一九八八

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『元年春之祭』クロス・レビュー第1弾! 「二人の少女がぶつかり合い推理する優れた青春本格ミステリ」――千街晶之

現在発売中の「ミステリマガジン」11月号に掲載されている『元年春之祭』クロス・レビューより、文芸評論家・千街晶之氏にご執筆いただいたレビューを特別掲載いたします。

二人の少女がぶつかり合い推理する優れた青春本格ミステリ

千街晶之(文芸評論家)

 中国、台湾、香港といった中国語圏のミステリが「華文ミステリ」の名称のもとに注目を集めていることは、本誌の読者には今更説明するまでもないだろう。このた

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少女たちのバトルから始まる華文ミステリ『元年春之祭』試し読み公開

「前代未聞の犯行動機」で注目を集めている華文(中国語)本格ミステリの傑作『元年春之祭』から、第1章の試し読みをお送りいたします。登場するのは於陵葵(おりょう・き)と観露申(かん・ろしん)のふたりの少女。都・長安からやってきた葵は、豪族の娘にして巫女の血を引く少女で、見聞を深めるために名門の観(かん)一族を訪ねてきました。葵の相手をすることになった観家の娘である露申は、彼女の雉狩りに同行することにな

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【インタヴュー】華文ミステリに花開く〈新本格〉の遺伝子 ――『元年春之祭』著者、陸秋槎氏大いに語る

(書影は『元年春之祭』ポケミス版にリンクしています)

 この秋、ポケミス65周年記念作品として、いま勢いを強める華文ミステリの新たなる傑作『元年春之祭(がんねんはるのまつり)』が翻訳刊行された。日本の新本格に影響を受け、その他海外の様々なミステリを吸収して、漢文学の素地から独自の本格ミステリに昇華した、著者の陸秋槎氏が、その思いを語る。(編集部)

インタヴュアー・文/杉江松恋(書評家・ライター

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すごい!? ハヤカワ文庫の100冊フェア 小冊子を特別公開

全国書店にて開催された「ハヤカワ文庫の100冊フェア 2018」。無料配布の特製小冊子を全ページ公開します。(※本フェアは終了いたしました。)

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「ジョーのモデルは三船敏郎。これ、絶対間違いなし!」年末ミステリ三冠『二流小説家』著者の最新長篇! デイヴィッド・ゴードン『用心棒』解説(杉江松恋)

『用心棒』
デイヴィッド・ゴードン/青木千鶴訳 
ハヤカワ・ミステリ 好評発売中

2012年版「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい」第1位を総なめにした『二流小説家』の著者、デイヴィッド・ゴードンが満を持して放つ最新長篇、『用心棒』。書評家の杉江松恋さんによる解説でご紹介いたします。

解  説

書評家     杉江松恋  

 ジョーのモデルは三船

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