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話題のミステリ『第八の探偵』読者モニター感想公開! 「思わずわくわくしてしまう読みやすさと構成」「ミステリーの醍醐味の宝石箱」「期待以上に面白かった」「すごい読書体験」

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ハヤカワ・ミステリ文庫で発売中のアレックス・パヴェージ『第八の探偵』(鈴木恵訳)おかげさまで早くも大好評をいただいております! 

今回は刊行前に募集していた読者モニタの方々から本作へ寄せられたコメントの一部をご紹介いたします。


〔複数の短編があって、そこから過去のとある事件や作品が書かれた背景を紐解いていくというストーリーが魅力的でした。全ての短編を読み終えた時、この物語には何が起きるのだろうか?海外ミステリーは久しぶりな私でも、思わずわくわくしてしまう読みやすさと構成でした!〕(20代読者の方より)

〔手がかり欲しさにどんどん物語にのめり込んでいく。ミステリー初心者も、今まで数多くの作品を読んできた生粋のミステリーファンも満足できる作品。この理論に基づいて自分もミステリーを書いてみたくなった。〕(20代読者の方より)

 〔作中作があるというだけでも心惹かれるのに、それが7つ(!)ということでとても期待して読みました。結果は期待どおりというか、むしろ期待以上に面白かったです。〕〔この結末は予想がつかなかったです。〕〔最後の最後ですべてが塗り替わる。この容赦のなさ、個人的には大好きです!〕(30代読者の方より)

どんでん返しに続くどんでん返しに最後までよめない展開でした。〕〔作中作の1つ1つの短編が作風が異なって飽きない。さくさく読み進めてしまってあっという間に終わってしまいました。1回目が終わったら2回目は全て分かった上で再挑戦に挑みました。分かった上でも騙される事が快感でした。〕(30代読者の方より)

〔「7つの短篇小説が織り込まれた作中作」ってことは、最低でも7つの短篇ミステリーと1つの長篇ミステリーが読めるってことでしょ?超ぜいたく、お得じゃん♪くらいの感じで送られてきたゲラという名の大量の紙の束をめくり始めた。なんだろう?読み進めるたびに浮かび上がるこの違和感。どこかしっくりこないちぐはぐな感じ。各短篇にジュリアのいう矛盾が意図的に散りばめられているから?それでもグラントの提唱する探偵小説の順列に沿って書かれた短篇はそれぞれが全く別の魅力をもっている。もったいない!これ長編でイケるんじゃない?と思えるのもあったし、ミステリー愛好家なら大好物の孤島モノも。真摯な読者ではない私は、ジュリアに指摘されるまで矛盾に気付かないこともしばしば。それほど満喫しているにも関わらず不穏な空気はなぜか付きまとう。〕〔全く趣の異なる短篇を堪能し、いよいよグラント自身の謎に迫る!といったところから怒濤の展開。〕〔お得どころじゃないミステリーの醍醐味の宝石箱じゃないか!〕〔さまざまな「探偵小説の順列」も含め、それのもたらすドキドキワクワク、どこか心地よいやられた!というあの感じも含めて全てがこの一冊にある〕(40代読者の方より)


〔最初にあるあらすじのとおりなら様々な仕掛けがあるのだろうなと思い、メモを取りながら注意深く読みましたが、私が疑う仕掛けなんて甘いわと言わんばかりの展開に読後、足元がぐらついている感覚でいます。作中作が一つ一つ魅力的で好みだったので「次のお話は?」と楽しみに読みすすめることが出来ました。どれが一番好きか後で挙げようと思ったのですが、それすらどう挙げたらいいんだろうかという…面白いものを読んだ満足感でいっぱいなのに足元は覚束ない。自分の着地点がしっかりしない。これはすごい読書体験です。〕(40代読者の方より)


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【書誌情報】

■タイトル:『第八の探偵』
■著訳者:アレックス・パヴェージ著/鈴木恵訳 
■定価:1,254円(税込) ■ISBN: 9784151845017
■レーベル:ハヤカワ・ミステリ文庫
※書影等はAmazonにリンクしています

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