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絵本出版120周年! ますます盛り上がるピーターラビット™

絵本『ピーターラビットのおはなし』(原題:The Tale of Peter Rabbit)は、1902年10月2日に刊行されました。今年2022年は出版120周年の記念イヤーです。

2022年~2023年はピーターラビット関連の出版物やイベントが盛りだくさん。
今回はその一部をお伝えします。

①新訳絵本〈ピーターラビット™〉シリーズ刊行開始!

ピーターラビットと仲間たちは、映画やアニメーション、グッズとなって親しまれていますが、その原点は、ビアトリクス・ポターによって物語と絵が創られた23巻の絵本です(1902年よりフレデリック・ウォーン社刊行)。

ピーターラビットの絵本は日本でも長く親しまれてきました。
ポターによるピーターラビットの作品には、数種類の日本語訳があります。出版120周年を記念して、それらの既訳にくわわる新訳版を早川書房が刊行しました。

2022年3月を皮切りに刊行が始まった新訳版は、2024年3月にかけて全10回配本予定です(2022年10月現在、第3回まで配本済み)。

翻訳を手がけるのは、小説家・詩人の川上未映子さん。子どもから大人まで楽しめる、新しいピーターラビットたちをお届けします。

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②ピーターラビット™の世界をドールハウスで!『ピーターラビット™の世界 イングリッシュガーデン&ハウス』創刊

ビアトリクス・ポターの繊細な筆致で描かれる豊かな自然や、美しい英国家具は、ピーターラビットの世界の魅力のひとつです。

そんな色彩あふれるイングリッシュガーデン&ハウスを楽しめる、パーツ付きクラフトマガジン『ピーターラビット™の世界 イングリッシュガーデン&ハウス』が、アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社から、2022年10月12日(水)に創刊します。

本作は、ピーターラビットの世界の魅力が詰まったドールハウスを組み立てるシリーズです。
毎週刊行のマガジンコンテンツを楽しみながら、自分だけのイングリッシュガーデン&ハウスをつくれます。

『ピーターラビットのおはなし』や『ベンジャミン・バニーのおはなし』に登場するピーターの家をイメージしたほら穴ハウスや、『こねこのトムのおはなし』でトムたちがめちゃくちゃにした天蓋付きベッドをイメージしたベッドなど、各所におはなしのシーンがちりばめられたアイテムがもりだくさん。

物語に登場する人気キャラクターたちのオリジナルフィギュアも付いた、ファン必見のシリーズです。

10月25日(火)までに定期購読を申し込むと、オリジナルツールセットやモプシー&カトンテールのフィギュアが手に入ります。

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③『ピーターラビットのおはなし』の原点となる絵手紙を日本初公開! ピーターラビット展@静岡市美術館

絵本『ピーターラビットのおはなし』は、1893年にビアトリクス・ポターが知り合いの息子であるノエル・ムーア少年に送った絵手紙がもとになっています。

その貴重な絵手紙を見られる美術展、「出版120周年 ピーターラビット™展」が、静岡市美術館にて2022年9月15日(木)から11月6日(日)まで開催されます。

本展覧会のテーマは、絵本『ピーターラビットのおはなし』120周年のメモリアルイヤーを祝う盛大なバースデーパーティー。
ピーターラビットの誕生前夜から今日に至るまでの歩みを、貴重な原画や書籍、関連アイテムなど約170点で振り返ります。

また、すでに書店では受付を終了している絵本〈ピーターラビット™〉シリーズ(早川書房)の特典付き全巻予約を、展覧会会場限定でおこないます。

展覧会特設ショップにて全23巻をご予約の方には、「全巻収納BOX」と、「第1巻の英語原文小冊子」をプレゼント。さらに、展覧会会場でご予約の方限定のポスターをお渡しします。

全巻収納BOX(左)、限定ポスター(右)

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