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一人まではセーフ、二人殺せば地獄行き。斜線堂有紀による本格ミステリ『楽園とは探偵の不在なり』8月20日発売

『私が大好きな小説家を殺すまで』『恋に至る病』など話題作を次々に発表し、いま最も注目される若手作家の一人、斜線堂有紀さんの最新作『楽園とは探偵の不在なり』が8月20日に発売になります。
 二人殺せば即座に天使によって地獄に引き摺り込まれるようになった世界で、いかにして連続殺人が行われたのか――。著者初の本格ミステリ、どうぞ楽しみにお待ちください!

楽園とは探偵の不在なり

斜線堂有紀『楽園とは探偵の不在なり』早川書房
本体価格1700円+税、四六判上製
カバーイラスト:影山徹
カバーデザイン:内川たくや(ウチカワデザイン)
刊行日:2020年8月20日


【内容紹介】

 二人以上殺した者は“天使”によって即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。細々と探偵業を営む青岸焦(あおぎしこがれ)は「天国が存在するか知りたくないか」という大富豪・常木王凱(つねきおうがい)に誘われ、天使が集まる常世島(とこよじま)を訪れる。そこで青岸を待っていたのは、起きるはずのない連続殺人事件だった。
 かつて無慈悲な喪失を経験した青岸は、過去にとらわれつつ調査を始めるが、そんな彼を嘲笑うかのように事件は続く。犯人はなぜ、そしてどのように地獄に堕ちずに殺人を続けているのか。最注目の新鋭による、孤島×館の本格ミステリ、開幕――。

【著者紹介】

斜線堂有紀 Yuki Shasendo
上智大学卒。2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー。次々と話題作を発表する他、漫画原作やボイスドラマ脚本も担当するなど幅広く活躍している。

【著作一覧】

『キネマ探偵カレイドミステリー』(既刊3巻、メディアワークス文庫)
『私が大好きな小説家を殺すまで』(メディアワークス文庫)
『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』(メディアワークス文庫)
『死体埋め部の悔恨と青春』(ポルタ文庫)
『コールミー・バイ・ノーネーム』(星海社)
『不純文学 1ページで綴られる先輩と私の不思議な物語』(宝島社文庫)
『詐欺師は天使の顔をして』(講談社タイガ)
『恋に至る病』(メディアワークス文庫)
(2020年8月12日現在)

【オンラインイベント開催決定!】⇒大好評につき満員御礼となったそうです!

Zoom de Live Wire [23]
新世代ミステリ作家探訪vol.3
ライトミステリー×特殊設定のトポロジー/斜線堂有紀の万華鏡に映るもの

[出演] 斜線堂有紀、若林踏

[日時] 2020年8月30日(日)
 開場・16:30(認証が手作業になりますのでお時間を要します)
 開始・17:00(約2時間を予定)

[料金] 1500円(当日申し込み2000円)

詳細はこちらへ(満員御礼につき販売終了となりました)
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=152841454

楽園とは探偵の不在なり_帯付