ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞受賞の話題作 コワル『宇宙【そら】へ』!
ハヤカワ文庫SFは2020年8月に創刊50周年を迎えます。それを記念して、ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞受賞の話題作、メアリ・ロビネット・コワル『宇宙【そら】へ』(酒井昭伸 訳)を8月20日に刊行いたします。
『宇宙【そら】へ』(上・下)
メアリ・ロビネット・コワル 酒井 昭伸 訳
カバーイラスト/加藤直之 カバーデザイン/岩郷重力
ハヤカワ文庫SF
各1,020円+税
2020年8月20日発売
あらすじ
1952年、巨大隕石が突如、ワシントンD.C.近海に落下した。衝撃波と津波によりアメリカ東海岸は壊滅する。第二次大戦に従軍した元パイロットで数学の博士号を持つエルマは、夫ナサニエルとともにこの厄災を生き延びた。だが、エルマの計算により、隕石落下に起因して、環境の激変が起こると判明する。人類が生き残るためには宇宙開発に乗りださなければならないが……。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞受賞の傑作!
〈星界の戦旗〉シリーズや『突変』の森岡浩之さんに推薦コメントをいただきました。
計算尺で挑む宇宙移民計画×リアルな人間ドラマ。「SFは映画だけ」という方もきっと楽しめるはず。 ――森岡浩之(作家)
解説は堺三保さんです(同時発売の電子書籍版にも解説を収録します)。
なお、8月25日発売のSFマガジン10月号には、メアリ・ロビネット・コワルのヒューゴー賞受賞作『火星のレディ・アストロノート』(酒井昭伸訳)が掲載されます。
SFマガジン2020年10月号の内容についてはこちらもどうぞ。
※書影等はAmazonにリンクしています。