ハヤカワ文庫NV『駆逐艦キーリング〔新訳版〕』が入荷しました。
明日の遅い輸送船団を護衛しながらドイツUボート群との激しい戦闘や駆け引き。1955年に発表されたセシル・スコット・フォレスターの名著が新訳で復活です！
トム・ハンクス脚本・主演で映画化される本作をぜひご一読ください。 pic.twitter.com/hZQHoY3H3r

— キクちゃんミリタリー (@kikuyabomb) May 26, 2020

「駆逐艦キーリング」（新訳版）を買ってきたので、まず岡部いさく先生の解説から読む。この作品を最初に読んだのが高校生の頃だから（前の版が1980年刊行らしい）、終戦から現在までの期間のぎりぎり前半に当たる(^^;)。知識のなかった当時と今とで、作品の印象にどんな違いがあるか今から楽しみ。

— 神名龍子🐲 (@LyukoJinNa) May 26, 2020

駆逐艦キーリング新訳版
ついに発売❗️

名作の表紙絵は残しつつ、海事用語解説が新しく付いて、ぐっと読み易くなっています。

海好き軍艦好き戦記好きコーヒー好きの、諸兄諸姉におすすめ‼️

コーヒーとサンドイッチを用意して、さあ読もう。#駆逐艦キーリング pic.twitter.com/HDIfLFyc31

— 白い犬 (@chiro4003) May 26, 2020

「駆逐艦キーリング」発売日だし、翻訳の話でも書きます。

— 武藤陽生(Yosei Muto) (@Minstrel_Bird) May 26, 2020

駆逐艦キーリングを訳すにあたって一番参考にしたのは沈黙の艦隊といって過言でないでしょう。

— 武藤陽生(Yosei Muto) (@Minstrel_Bird) May 26, 2020

yes sirを「は」と訳したのはまちがいなく沈黙の艦隊の影響です。

— 武藤陽生(Yosei Muto) (@Minstrel_Bird) May 26, 2020

それと、船の速度にノットを使う以上、距離は海里で表わすのがもっとも適切であると思いました(ノットは海里を基準にした単位であるため)が、海里といわれてもイメージがつかめない。これはかなり悩み、海里で訳したあとにメートルに直して、また海里に戻したりしてました。

— 武藤陽生(Yosei Muto) (@Minstrel_Bird) May 26, 2020

そんなふうに悩んでいた時期に沈黙の艦隊を読んだら、どうしたことでしょう、速度にはノット、距離にはメートルがふつうに使われているではありませんか！ これでいいんだと蒙を啓かれました。

— 武藤陽生(Yosei Muto) (@Minstrel_Bird) May 26, 2020

しかしひとつ最後まで悩んだことがあって、アメリカ海軍では敵までの距離が遠いときはマイル、近づいたらヤードを使うという記述があって、これを単純にキロとメートルに置換していいものかどうか。結局キロとメートルを使ったんだけど、これはうーん、苦渋の選択でした。

— 武藤陽生(Yosei Muto) (@Minstrel_Bird) May 26, 2020

駆逐艦キーリングを読むと必ずコーヒーを飲みたくなるので、お手元に用意の上お読みください。

— 武藤陽生(Yosei Muto) (@Minstrel_Bird) May 26, 2020

駆逐艦キーリング冒頭の用語集はKindle版の原書についているものを翻訳、加筆したもので、駆逐艦の模式図と方位の書かれたものは、最初の翻訳である「ソナー感度あり」についていたのがよかったので、同じようなのをつけてほしいと編集者にお願いしたらあっさり承諾されたものです。

— 武藤陽生(Yosei Muto) (@Minstrel_Bird) May 26, 2020

『駆逐艦キーリング〔新訳版〕』の訳者の武藤陽生さんが、同書のお供に「必ずコーヒーを☕」とツイートされていますが、自分も完全に同意します。ゲラ読んでいる最中に、何度コーヒーを入れたことか。

主人公のクラウス艦長は、作中で（ほぼ）Ｕボートの話とコーヒーの話しかしません。（あと聖書）

— 奥村勝也 (@kokumurak) May 27, 2020

「コーヒーが美味しい」描写のある小説はたくさんあると思いますが、『駆逐艦キーリング』では下記のようになります。

「コーヒーが飲みたい」
↓
「（Ｕボート対応で）忙しくて飲めねえ」
↓
「飲みたい！」
↓
「飲めねえ！！」
↓
「飲ませろ！！！」
↓
「飲んだ！！！！」
↓
「旨い……神……」

— 奥村勝也 (@kokumurak) May 27, 2020

『駆逐艦キーリング』を読み始める。冒頭の用語集だけでアガるな、これ。https://t.co/kka2bfYThY

— MAEJIMA Satoshi (@MAEZIMAS) May 27, 2020

一気読みしてしまった。

— MAEJIMA Satoshi (@MAEZIMAS) May 27, 2020

俺は「復唱」「伝令」萌えという属性があり、巨大な艦というシステムに艦長というトップの命令が伝わっていく（あるいは伝わらなかったりする）様、その過程そのものにビンビンくるので、大変楽しかった……がしかしこれ、構成はかなり変な小説だよな……

— MAEJIMA Satoshi (@MAEZIMAS) May 27, 2020

ひたすらコーヒーがぶ飲みして尿意に耐え（そんなに飲むから……）、寒さに耐え、眠気に耐えている話で、「敵潜水艦との最後の決戦！」とかそういうわかりやすいクライマックスを用意せずに細部の描写でここまで読み切らせるのはすごい（おまえ誰にむかって口きいてんだ

— MAEJIMA Satoshi (@MAEZIMAS) May 27, 2020

『駆逐艦キーリング』、当直が変わる度に、「当直を外れたことを報告に参りました」「現在の当直士官は」「○○大尉です」ってやりとりが定期的に挟まるのだけど、「なんか毎朝ヒロインが起こしに来るエロゲーみたいだな」とかそういうことを思って読んでいた（主人公寝てないけど

— MAEJIMA Satoshi (@MAEZIMAS) May 28, 2020

『駆逐艦キーリング』、なかなかドキドキだな。そして面白いのが、なぜ主人公である艦長がこのときこういう命令・決断をくだしたのかというのを、他の可能性も含めて細かに描写しているところ。ひとつひとつの決断の重さ、艦長の責任が伝わってくる

— 単家つべハチ@子の1365番 (@Kachihayahi) May 29, 2020

個人的に駆逐艦キーリングの好きなところはかなり詳細に渡って戦闘そのものを描写する試みがされていて、対潜戦の経過がありありと思い描けるところです

— ﾄｲﾚﾁｬﾝ (@toilet_chang) May 30, 2020

『駆逐艦キーリング』読んだ。執拗に襲い来る狡猾なUボートとの戦いの合間に、コーヒー飲みたい、トイレ行きたい、腹減った、家族への不満、寒い、眠い、当直士官の交代、足痛い、聖書の引用、これらが延々と繰り返される。艦長のありようは英雄のそれというよりは受難者のそれを思わせる。

— Aloe!/feeblemind (@maruiboushi) May 30, 2020

駆逐艦キーリング新訳版を一気に読了。

当てにならないレーダー、優秀なソナー担当、イマイチ鈍い部下。さっぱり当たらない主砲と機関砲。
主人公の体感の如く出来事がどんどん流れていく。
一気読みしたけど、戦闘場面の方位と距離はキッチリ読み込んでみるのも楽しそう。

— めがねのひと (@Tombo_megane) May 30, 2020

セシル・スコット・フォレスター「駆逐艦キーリング 新訳版」読了。海洋戦争小説。一気読み、面白かった。Uボートによる狼群作戦より船団の護衛に奮闘する駆逐艦長を描く作品。息つくまもない展開、良いですね…2章のラストはグッとくるもがありました。原題は直訳すると「良き羊飼い」成る程。 #v読 pic.twitter.com/TDy5HjcVTp

— ヴァンス (@foltunavirtu) May 31, 2020

「駆逐艦キーリング」の解説で聖書ヨハネによる福音書第10章第11節に「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる」がある事を知る。成る程RSBCの「だか奴等は正しい。良き羊飼いは羊のために死ぬ事を恐れない」はこれが元なんですね。(今さら知りました…) #大サトー

— ヴァンス (@foltunavirtu) May 31, 2020

『駆逐艦キーリング』読了。面白すぎて3日で読んじゃった。「部下を戦場に送り込むなら、まず命令してるお前らが行け」なんて軽口をたたく人がいるけど、命令されるだけの立場の方がいかに楽かというのが、これでもかと感じられる。軍人というのは本当につらい仕事なんだなと思った

— 単家つべハチ@子の1365番 (@Kachihayahi) May 31, 2020

また、「主人公がいかにしてその命令を発するに至ったか」がジョジョのバトルの読み合い並みに詳細に描かれているので楽しいのと、「人の上に立つとはどういうことか」に主人公が非常に苦心してるので、仕事で人の上にいる人、また人の下にいる人にも相当有益な小説なんじゃないかとも思う

— 単家つべハチ@子の1365番 (@Kachihayahi) May 31, 2020

駆逐艦キーリング読んでるとクラウス艦長がコーヒー飲むたびにコーヒー飲みたくなるんですが、何故かエブリデイエブリタイム潜水艦に肩入れしたくなるチームに属しているのでうっかり圧壊とかされるとつらい……サブマリナーつらい……みたいな顔になるね

— アソー (@asouya) June 1, 2020

「駆逐艦キーリング」は頭文字Kでも、イギリス海軍のK級じゃないくて、アメリカ海軍のマハン級駆逐艦なんですよ。艦橋はイギリス式の吹きさらしじゃなくて、ちゃんと囲われてます。 https://t.co/dLD0Xs01G9 pic.twitter.com/jEGzmbWx4r

— 岡部いさく (@Mossie633) June 2, 2020

「駆逐艦キーリング」を読んでテンションが上がって「なんでもいいからアメリカ海軍の駆逐艦とUボートのプラモを作りてえ！」と思ってとりあえずタミヤのハムマンとハセガワのUボート買ってきた結果、酒を飲んで手元がおぼつかない中でホコリみたいなサイズの対空機銃を作るハメになってる pic.twitter.com/k8t15mhhww

— しげる (@gerusea) June 3, 2020

夜食休憩ー。チョボチョボと読み進めていた『駆逐艦キーリング』、数十年ぶりの読了です。あれれ、むかし読んだときより圧倒的に面白いぞ。https://t.co/HmDA08HsE8

— Хаями🍥Расэндзин (@RASENJIN) June 3, 2020

ストイックな小説です。厳格で生真面目が取り柄の主人公がどんどん疲労し、コーヒーをがぶ飲みし、たまにすごい勢いでメシを食う。最初に登場するサンドイッチが「冒険小説の魅力はまずそうなメシを美味そうに喰うこと」という金言を具現化したような酷さで。でもコーヒーはどの場面のも美味そうだぞ。

— Хаями🍥Расэндзин (@RASENJIN) June 3, 2020

今日のnippperなんですが、「駆逐艦キーリング」を読んだおれが近所の公園を大西洋にしたという記事が出ています。どういうことやねんと思った人は読んでみてね。よろしく〜　https://t.co/cRoOmrJ5Wy

— しげる (@gerusea) June 4, 2020

駆逐艦キーリングの読書再開
まさに輸送護衛任務って感じ。面白いのもあるけど、戦端を開くまでが丁寧なのがフォレスターさんの著書だなと安心する。
ホーンブロワーでも、結構主人公が判断に悩まされるんです。

— たまお (@tamaolife) June 6, 2020

話題の新訳駆逐艦キーリングを読んだんですけど、一晩で読まされる面白さではあった。でも読後感は「癒し系だ……」ってもので、第二次大戦護送船団ものを読んで、この感想でいいのかとは思った。

— 小川一水 (@ogawaissui) June 6, 2020

新訳版「駆逐艦キーリング」を読みはじめたところなので、海戦のスケール感がわかると尚更おもしろいな。
C.S.フォレスターの作品はホーンブロワーシリーズでどハマりして、苦難を次々と乗り越えていくホレイショのファンになったけど、クラウス艦長もまた、過労と心労で倒れそうなくらい大変。 >RT

— シリウス (@Sirius_DQ) June 6, 2020

まだ冒頭だけども、荒れる海で転進するだけで整然と編隊を組んだ輸送船団の戦列がぐっちゃんぐっちゃんになって、まさに乱れた羊の群れさながらに、護衛の戦艦が牧羊犬よろしく隊列を整えに走る様子からして面白く、艦長が自艦の船員を観察しあれこれ考え気を遣うとこも、ホーンブロワーを思い出す。

— シリウス (@Sirius_DQ) June 6, 2020

駆逐艦キーリング、
針路
部下の評価
状況判断
聖書
決断
針路
離婚した妻
コーヒー飲みたい
当直交替
針路
決断
同盟国の視線が気になる
コーヒー飲みたい
トイレ行きたい
針路
聖書
コーヒー飲みたい
状況判断
当直交替
部下の評価
針路
トイレ行きたい
針路
腹減った
針路
当直交替
という感じ。

— 津野田 悠 (@will_tale) June 6, 2020

フォレスターの「駆逐艦キーリング」新訳登場。同じイラストを使用しているのに新訳版の方が格好良く見えますね。ロゴデザイン重要。細かい訳の違いはあるけれど、最大の違いは新訳版は巻頭に用語集が載っていること。「面舵」「取り舵」とか知らない世代に読んでくださいってことかな。 pic.twitter.com/Mx69jXqtkA

— まなさん。 (@manaseka) June 7, 2020

まだ読み始めたばかりですが、大西洋上の波ってこんなで、大船団のスケール感はこんなで、走り回る護衛艦艇の速度はこんなで、駆逐艦の艦橋はこのくらいの狭さなんだという手触りがいいですね。『駆逐艦キーリング』

— 山猫男爵 (@baron_yamaneko) June 10, 2020

艦上の人間関係は不穏な気配も。これ読み進めると、お腹痛くなりません？大丈夫？

— 山猫男爵 (@baron_yamaneko) June 10, 2020

部下も自分も客観視して完璧超人の上司はきついなあ、カーリングくんも辛いことにならないようしゃんとしてよと身構えつつ読み進めてたら、艦長も全部お見通しじゃなく自分がいつご飯を食べたのかもわからなくなってて人間だし、そんなにお腹痛いことにならなくてよかった。

— 山猫男爵 (@baron_yamaneko) June 13, 2020

任務至上で感情おくびにも出さず閻魔帳付けて完璧すぎやしませんか艦長と思ってたら、寝不足もあってか駄々っ子になって、しまいには俺が護衛艦隊指揮官なんだっていうし、大層好感が持てた。

— 山猫男爵 (@baron_yamaneko) June 13, 2020

最近電車のなかで読んでる「駆逐艦キーリング」めっちゃ面白いです！駆逐艦×潜水艦モノにハズレなしはホントですね。艦長の中間管理職的な辛さと対潜戦の緊張感が実によいバランスです。企業の管理職の方にも是非読んで欲しい。トム・ハンクス主演の映画も今から楽しみ！！ pic.twitter.com/4zwCvRfwkI

— masa (@gentei_T) June 11, 2020

今は「駆逐艦キーリング」という海外小説を電子書籍で読んでいるんだけど
主人公である艦長が度重なる危機にサンドイッチを食いそびれるような描写が多々あって、無性にサンドイッチが食べたくなったので今日の晩飯はサンドイッチづくし

— イワクギ (@iwakugi) June 11, 2020

「駆逐艦キーリング」読了。海戦モノの小説ってあんま読んだ事ないけど、戦術がどう、ドラマがこうというのではなく、艦という「組織」がどうこう(艦隊ではなく単体の艦としての)、という描き方が非常に印象的でした。我々はどうも個々の英雄に戦争を見る所があるけど、やっぱ戦争は組織なんだよなあ。

— ヴィン@小林歓喜亭 (@k_kangitei) June 11, 2020

「駆逐艦キーリング」、それはそれとして一番印象に残ったのは艦長が食ってた「コンビーフと生タマネギとマヨネーズのサンドイッチ」だったので、後でお夜食にでも似たようなものを作ろうと思います(そのためにカレーの飯を半分にしたのだ)。

— ヴィン@小林歓喜亭 (@k_kangitei) June 11, 2020

5枚切りの食パンを2つに割って、マヨネーズに納豆に付いて来る辛子を混ぜたのを塗って、冷凍庫のそろそろアレな燻製ハムを少し焼いたのと、生タマネギを輪切りにしたのを挟んでサンドイッチにして食べました。うまい。気分は駆逐艦の艦長だぜ(「駆逐艦キーリング」では肉はコンビーフだったけど)

— ヴィン@小林歓喜亭 (@k_kangitei) June 11, 2020

駆逐艦キーリングの同型艦、マハン級駆逐艦スミス。1936年9月19日就役とされてるから、その直後。 https://t.co/abW2andyBR

— 岡部いさく (@Mossie633) June 12, 2020

話題の「駆逐艦キーリング」読了。艦長同様ヘトヘトになる。普通の戦記なら戦闘は見せ場だが、この作品では、疲れたもう休ませて…ってなる。しかも戦闘の合間は部下の評価、艦長の体面、他国艦への配慮、元嫁、眠気、食欲、便意と心休まる暇が無い。面白かった、より、疲れた…でもよかった、て感じ。

— 8046 (@negix8046) June 13, 2020

新訳の駆逐艦キーリング一気読みした。歴戦の駆逐艦二隻コルべット艦二隻の多国籍護衛艦隊司令になった新鋭米国中佐のお話。自分や他者への評価に悩みながら敵対するUボートの動向を探り戦闘に邁進しつつもやはり言葉遣い一つに一喜一憂する艦長の心理を描いた物。戦闘描写も分かりやすく確かに名作。

— バケツヘッド@甲冑戦闘訓練制限再開中 (@Baketu_head) June 15, 2020

映画のダンケルク見た時は紅茶とイチゴジャムのパンが欲しくなったけど、キーリングは熱いコーヒーとベーコンエッグが欲しくなる。トム・ハンクス主演の映画化も楽しみ。

— バケツヘッド@甲冑戦闘訓練制限再開中 (@Baketu_head) June 15, 2020

『プライベート・ライアン』トム・ハンクス製作・脚本・主演『駆逐艦キーリング』映画化『Greyhound』のApple TV+での配信日が7月10日に決定！ソニー・ピクチャーズが劇場公開する予定だった作品を、Appleがが7000万ドル前後で獲得していた https://t.co/azlHx5OB8o #HIHOnews

— 映画秘宝 (@eigahiho) June 11, 2020