
『モスクワの伯爵』『賢者たちの街』のエイモア・トールズ最新作。全米100万部超え、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位の『リンカーン・ハイウェイ』(宇佐川晶子訳)発売のお知らせ
早川書房から、9月5日(火)、『モスクワの伯爵』や『賢者たちの街』の著者、エイモア・トールズの最新作『リンカーン・ハイウェイ』(宇佐川晶子訳)を刊行いたします。1950年代のアメリカを舞台に、10代の少年たちの出会いと10日間の冒険を描く、アメリカで100万部超、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位の話題作です。
本書『リンカーン・ハイウェイ』は、バラク・オバマ元大統領の2021年の年間ベストブックに選ばれています。
ビル・ゲイツ(マイクロソフト創設者・慈善事業家)
パーソナルな旅は、決して一筋縄にはいかず、望んだとおりにはいかないということを教えてくれる。
タナ・フレンチ(『捜索者』著者)
絡み合っていながらも心動かされる旅に、予測不可能な展開が無限に待ち受けている。
アン・パチェット(『ベル・カント』著者)
瞬く間に何マイルも移動させられ、ページをめくる手が止まらない、友情と冒険についての大作だ。

あらすじ
1954年、アメリカ。
18歳のエメットは更生施設を出所し、弟が待つネブラスカの自宅に戻って来たが、そこには施設から逃げ出したダチェスとウーリーもいた。
エメットと弟は、母が暮らしているはずのカリフォルニアに行き、心機一転、新しい生活を始めるはずだった。だが、ダチェスとウーリーに愛車のスチュードベーカーを奪われ、仕方なく二人の後を追ってニューヨークに行くことに。
ダチェスは、上流階級出身のウーリーの一族がニューヨーク州北部に所有する屋敷の金庫の金をみんなで山分けすると豪語していたのだ。
孤児院のシスター、胡散臭い牧師、妻と別れた善良な黒人男性、売れないシェイクスピア俳優、憧れの作家――道中、エメットと弟は多くの出会いと別れを経験する。
少年たちの出会いと10日間の冒険を描く、ロードノヴェルの新たなる金字塔。