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【待望の文庫化】カズオ・イシグロ最新作『クララとお日さま』(ノーベル文学賞受賞第一作)【7月19日発売】

2021年に刊行した、カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞第一作『クララとお日さま』が、とうとう7月19日に文庫化!

人工知能を搭載したAF(人工親友)・クララとジョジーの友情を描く本書。単行本版は累計10万部も突破した話題作です。
推薦は現在映画「怪物」でも話題の映画監督・是枝裕和さんにいただきました!
巻末には翻訳家・文芸評論家の鴻巣友季子さんの解説が入っています。

発売は7月19日(水)ぜひお楽しみに!

文庫版でも単行本版と同じく、福田利之さんに装画を手がけていただきました。デザインも、単行本から引き続き坂川朱音さん(坂川事務所)です。単行本とはまた異なる雰囲気の文庫版、お手に取ってご覧ください📚

\文庫版の書影はこちら/

『クララとお日さま』
カズオ・イシグロ/土屋政雄=訳
ハヤカワ文庫epi
定価:1,650円(税込)

あらすじ

クララは子供の成長を手助けするAF(人工親友)として開発された人工知能搭載のロボット。店頭から街行く人々や来店する客を観察しながら、自分を買ってくれる人が来ることを待ち続けている。ある日、ジョジーという病弱な少女の家庭に買い取られ、やがて二人は友情を育んでいくが、一家には大きな秘密があった……愛とは、知性とは、家族とは? 根源的な問題に迫る感動作。ノーベル文学賞受賞第一作、待望の文庫化。

著者紹介

カズオ・イシグロ
1954年11月8日長崎生まれ。1960年、5歳のとき、海洋学者の父親の仕事でイギリスに渡り、以降、日本とイギリスのふたつの文化を背景に育ち、その後英国籍を取得した。ケント大学で英文学を、イーストアングリア大学大学院で創作を学ぶ。
1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年発表の『浮世の画家』でウィットブレッド賞を受賞した。
1989年発表の三作目『日の名残り』では、イギリス文学の最高峰ブッカー賞に輝いた。2017年にはノーベル文学賞を受賞。 2018年には日本の旭日重光章を受章し、 2019年には英王室よりナイトの爵位を授与された。2023年には映画「生きる Living」の脚本を務める。

書誌情報

『クララとお日さま』
カズオ・イシグロ/土屋政雄=訳
ハヤカワ文庫epi
定価:1,650円(税込)


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