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本国で数多くのミステリベストにランクイン!『匿名作家は二人もいらない』2月16日発売

 来る2月16日、早川書房のハヤカワ・ミステリ文庫よりアレキサンドラ・アンドリューズ『匿名作家は二人もいらない』が刊行されます。本書は、海外における2021年度の各種ミステリランキングに数多くノミネートした、今最も注目されているミステリの一冊です。
 最後まで気が抜けない怒涛のどんでん返しの連続に、あなたもきっと騙されるはず……!

匿名作家は二人もいらない

○『匿名作家は二人もいらない』あらすじ

 作家になることを夢見るフローレンス・ダロウはある日、匿名のベストセラー作家、モード・ディクソンのアシスタントとして雇われる。最初はまじめに仕事をしていた彼女だったが、次第にモードの原稿へ自分の文章を入れ込み、共同執筆者じみたことに快感を覚えるようになる。そしてとある事故がきっかけとなり、作家になりたいというフローレンスの野心が爆発し……予想できないどんでん返しの連続に驚愕必至のサスペンス!

○本作の読みどころ

 自分には才能があるはずと信じて疑わない。でも、いざパソコンを開いてワープロソフトを立ち上げても一文字も書けない。作家を目指したことがある人なら一度は覚えるであろうこの苦悩。本作の主人公であるフローレンスも同じ悩みを抱える女性です。

 そんな彼女の元に舞い込んできた、匿名にしてベストセラー作家であるモード・ディクソンのアシスタントの仕事は、彼女のこれまでの生活を大きく変えることになります。それはもちろん、憧れのベストセラー作家からじかに学ぶことのできる貴重な体験を得ることができたという意味でもありますが、当然、それだけではありません。作家になってみんなから尊敬されるような人間になりたいというフローレンスの野心は高まっていくさなか、取材旅行先で起こった事故は、文字通り彼女の人生を変えてしまいます……。一体、彼女の身に何が起こったのか? そして、その先に待ち受けている予想もつかない真相とは? 本国アメリカで数多くのミステリベストにランクインした話題のサスペンスをお届けします。

○海外の各種ミステリベストにノミネート!

 本書は海外での評価が非常に高く、2021年度の各種ミステリランキングに数多く選出されています。本書がノミネートした主なミステリベストはこちら!

・ニューヨーク・タイムズ紙2021年ベストミステリ
・パブリッシャーズ・ウィークリー誌2021年ベストミステリ
・タイム誌2021年ベストクライムフィクション
・2022年レフティ賞最優秀新人賞ノミネート
・2022年バリー賞最優秀新人賞ノミネート

 このほか、多数のベストにノミネートされており、海外で非常に高い評価を受けております!

【書誌情報】

■タイトル:『匿名作家は二人もいらない
■著訳者:アレキサンドラ・アンドリューズ/大谷瑠璃子訳 
■本体価格:1,360円(税抜)■発売日:2022年2月16日 
■ISBN: 9784151849015 ■レーベル:ハヤカワ・ミステリ文庫
※書影等はAmazonにリンクしています。