『祈りの守』発売記念、春坂咲月氏公式HP〈旧暦屋.com〉開設のお知らせ!
第6回アガサ・クリスティー賞優秀賞に輝いた『花を追え――仕立屋・琥珀と着物の迷宮』に続く、着物苦手女子の八重とイケメン天才和裁士・琥珀が和と着物にまつわる謎を解く人気シリーズの第3弾『祈りの守(もり)』11/20発売を記念して、著者の春坂咲月さんが公式HP〈旧暦屋.com〉を開設しました。
〈旧暦屋〉とは、作中で、天才和裁士・琥珀とその相棒の“サの字”が、古都奈良で営む着物のお店の屋号です(シリーズ第2作『旧暦屋、始めました』で開店)。
最新作『祈りの守』は、その〈旧暦屋〉で、謎の金髪美僧と組んで、古裂(こぎれ)を使ったお守りの販売を始めた琥珀たちの元に、お守りを妻から贈られた男がこれは離婚の危機の印ではないのかと駆け込んでくるところから、二転三転。旧家の蔵に遺された古い着物と数字の謎を解いたり、呉服屋の末裔を狙った詐欺事件を解決したり、子供和裁教室に通う可愛らしい生徒の涙の理由を明かしたり、今回も和知識豊富な琥珀と八重の奮闘によって、古都奈良を舞台に、さまざまな謎が解き明かされていきます。もちろん琥珀と八重の恋模様にも、金髪美僧の介入もあって、さらなる兆しが……。
HPでは、春坂さんの最新情報や作品紹介、装画を担当していただいているシライシユウコさんの紹介漫画も読めます!
他にも、シリーズの人気キャラクター“サの字”による、最新作『祈りの守』を中心にした登場人物紹介など、もりだくさん。シリーズは3冊目ですが、ここからでも入れるような親切設計です。
ご興味をもたれたら、ぜひ本を手にとっていただき、〈旧暦屋. com〉までアクセスしてみてください。
春坂咲月(はるさか・さつき)
1968年兵庫県神戸市生まれ。大学非常勤講師の傍ら文学賞に小説を投稿。2016年、『花を追え』で、第6回アガサ・クリスティー賞優秀賞を受賞し、デビュー(出版に際して『花を追え――仕立屋・琥珀と着物の迷宮』に改題)。着物に題材をとった仕立屋・琥珀のシリーズは好評を博し、第2作『旧暦屋、始めました』に続き、『祈りの守』で3作目となる。宮城県在住。
公式HP〈旧暦屋.com〉