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伝説的タイムトラベル小説『夏への扉』が山﨑賢人の主演で映画化決定!

夏への扉

『夏への扉』ロバート・A・ハインライン/福島正実訳(ハヤカワ文庫SF)

1956年にアメリカで発表されて以来、時間旅行小説の名作として世界中で愛されてきたSF小説『夏への扉』(ロバート・A・ハインライン/福島正実訳)。
福島正実による名訳が刊行されて以来、日本では特に人気が高く長年オールタイム・ベストの上位の常連であり続けている伝説的SF小説が、ついに初実写映画化、2021年公開!(配給/東宝=アニプレックス)

映画版では日本を舞台に、1995年から2025年へ時を超え、人生のすべてを奪われたロボット科学者が未来を取り戻す冒険物語として蘇ります。

ロボット科学者を演じるのは、2019年の自社作品興行収入第1位『キングダム』に主演し、今もっとも注目を集める若手俳優の山﨑賢人。

監督の三木孝浩は、2010年、映画『ソラニン』で長篇監督デビューして以来、『僕等がいた 前篇・後篇』(2012)、『陽だまりの彼女』(2013)、『ホットロード』(2014)、『アオハライド』(2014)、『くちびるに歌を』(2015)、『青空エール』(2016)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)、『坂道のアポロン』(2018)、『フォルトゥナの瞳』(2019)など、原作世界のテイストを失わせず繊細な絵作りで数多くの作品を手がけてきた青春映画の名匠。

撮影は今年の初旬に行われ、1995年時の撮影では、当時を詳細に再現。30年の時を超えて描かれるドラマティックな数々のシーンが完成しています。

鮮やかなストーリーの時間旅行小説であり、どん底に落ちた主人公の復活の物語であり、そして知る人ぞ知る猫小説の傑作でもある『夏への扉』。
ハヤカワ文庫SFの福島正実訳は、これからの季節に読むのにぴったりの逸品です。

【映画「夏への扉」ストーリー】
 1995年東京――。ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎は、尊敬する偉大な科学者であった亡き父の親友松下の遺志を継いだプラズマ蓄電池の完成を目前に控えていた。愛猫のピートと、松下の娘・璃子との穏やかな日常の中で、研究に没頭する日々を送っていたが、信頼していた共同経営者と婚約者・鈴の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまう。さらに宗一郎は人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めたそこは、2025年の東京だった―。ピートや璃子の死を知り、すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う――。


「夏への扉」
監督/三木孝浩
出演/山﨑賢人
脚本/菅野友恵
原作/ロバート・A・ハインライン/福島正実訳『夏への扉』(ハヤカワ文庫SF)
公開/2021年
映画公式サイト

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