
小川哲『嘘と正典』が直木賞候補作に!
第162回直木三十五賞の候補作は、以下の5作です。
— 日本文学振興会 (@shinko_kai) December 15, 2019
小川 哲『嘘と正典』(早川書房)
川越 宗一『熱源』(文藝春秋)
呉 勝浩『スワン』(KADOKAWA)
誉田 哲也『背中の蜘蛛』(双葉社)
湊 かなえ『落日』(角川春樹事務所)#直木賞
2019年秋に刊行された小川哲『嘘と正典』が、第162回直木賞の候補作に選出されました。『嘘と正典』は、CIA工作員が共産主義の消滅を企む表題作をはじめ、SFとミステリのマッシュアップ短篇として大きな話題となった「魔術師」など、SF小説およびエンタメ小説の最前線と呼べる6篇を収録した作品集になります。
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第162回直木賞の発表は2020年1月15日になります。なお『嘘と正典』に収録されている「魔術師」は、電子書籍でフリー配信中です。詳しくはこちらの記事をどうぞ。
小川哲さんの代表作『ゲームの王国』は、12月に文庫化されて好評発売中です。こちらの記事をどうぞ。