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2023年ノーベル文学賞受賞、ヨン・フォッセの代表作『三部作』(岡本健志・安藤佳子訳)9月発売。小説は初邦訳!

早川書房は、ノルウェーの作家、ヨン・フォッセによる小説『三部作【トリロギーエン】』(原題 Trilogien)を2024年9月に刊行します。

本作は、2023年にノーベル文学賞を受賞したヨン・フォッセの代表作のひとつと言われる小説です。2015年には北欧文学会の最高峰である北欧理事会文学賞を受賞しています。
三篇の作品を通じて、アスレとアリーダという恋人たちの半生を描いた連作短篇集です。

フォッセの作品は、日本では戯曲『だれか、来る』が刊行されていますが、小説の邦訳は、これが初めてです。
翻訳は、原書のニーノシュク(新ノルウェー語)から、岡本健志・安藤佳子の両氏が訳しています。この二人は、フォッセに教えも受けているカール・オーヴェ・クナウスゴール『わが闘争』の翻訳も手掛けています。

◉あらすじ
アスレは北の国の海岸沿いの街をさまよっていた。妊娠中のアリーダを連れ、住居と仕事を探していたのだ。だが、お互いだけが家族の17歳を助けてくれる者はいない。決死の思いの選択は、やがて家族の生に影を落とす――。恋人たちの半生を詩的散文で描く連作短篇集。

本書とヨン・フォッセの情報は、この早川書房公式noteおよびX(旧Twitter)ハヤカワ・オンラインで随時更新していきます。ご期待ください!