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アニー・エルノー、ノーベル賞受賞後邦訳第一作! 『若い男/もうひとりの娘』(堀茂樹訳)5/22発売

アニー・エルノーの小説『若い男/もうひとりの娘』(原題 Le Jeune Homme / L'autre Fille)を早川書房より5月22日に刊行します。
2022年にノーベル文学賞を受賞したエルノーよる自伝的小説の精華を示し、入り口ともなる作品集です。
 

若い男/もうひとりの娘
アニー・エルノー、堀 茂樹 訳
2024年5月22日発売/160頁
装画:横山 雄 装幀:名久井直子

◉あらすじ

個人的な記憶を掘り起こしながら、社会的な抑圧と不平等を明らかにし、2022年にノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノー。その半世紀に
わたる作家活動の精華を示す作品集。

「若い男」――30歳近く年下の男との恋愛にのめり込む「私」。彼の若さがもたらす快楽を味わい、その激しい嫉妬を悦ぶ。二人の欲望は高まり、やがて……。

「もうひとりの娘」――親の愛を独占できる一人っ子だと思い込んでいた幼い頃の「私」。だが、自分が生まれる前に亡くなった姉がいたことを盗み聞きしてしまう。姉の影は「私」の人生につきまとい……。

◉著者紹介

アニー・エルノー
Francesca Mantovani (c) Editions Gallimard 禁転載

アニー・エルノー Annie Ernaux

フランスを代表する作家。1940年、ノルマンディー地方のリルボンヌ生まれ。カフェ兼食料品店を営む両親のもと、同じ地方のイヴトーという町で過ごした。1974年、作家デビュー。1981年に発表した自伝的小説『凍りついた女』で注目され、亡き父を語った『場所』(1983年)で1984年度のルノードー賞を受賞。つづく『ある女』(1987年)で母の人生を辿ったのち、『シンプルな情熱』(1991年)では自己の性愛体験を語って大反響を呼んだ。2000年に発表した「事件」(『嫉妬/事件』所収)では、フランスで妊娠中絶が違法だったころに経験した中絶手術を克明に描く。2008年に刊行したLes annéesはマルグリット・デュラス賞を受賞し、2019年に英訳がブッカー国際賞の最終候補になった。デビューから50年を目前とする2022年、本書所収の「若い男」を発表。同年、ノーベル文学賞を受賞した。(上記邦訳作品はすべて早川書房刊)

◉訳者略歴

堀 茂樹(ほり・しげき)
1952 年生、フランス文学者、翻訳家。訳書に『シンプルな情熱』『場所』『ある女』『凍りついた女』アニー・エルノー、『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の噓』アゴタ・クリストフ(以上早川書房刊)他多数。

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『若い男/もうひとりの娘』は、早川書房より5月22日に紙・電子同時発売です。


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