劉慈欣、日本初の短篇集!『円 劉慈欣短篇集』書影&収録作公開!
Netflixでのドラマ化のキャストも続々発表され、とどまるところを知らない『三体』フィーバー! そんな中で、著者・劉慈欣の日本初の短篇集、『円 劉慈欣短篇集』が11月17日(水)に発売されます。本欄ではその書影と収録作品をご紹介します! デビュー作から星雲賞受賞作まで、超充実のラインナップ。劉慈欣入門として本短篇集から読むのも大いにアリ! です。
『円 劉慈欣短篇集』
劉 慈欣=著
大森 望、泊 功、齊藤正高=訳
装画:富安健一郎
装幀:早川書房デザイン室
円周率の中に不老不死の秘密がある――10万桁まで円周率を求めよという秦の始皇帝の命を受け、荊軻(けいか)は300万の兵を借りて前代未聞の人列計算機を起動した! 第50回星雲賞に輝く「円」。麻薬密輸のために驚愕の秘密兵器を投入するデビュー短篇「鯨歌」。貧しい村で子どもたちの教育に人生を捧げてきた教師の“最後の授業”が信じられない結果をもたらす「郷村教師」。漢詩に魅せられた超高度な異星種属が、李白を超えるべく、あまりにも壮大なプロジェクトを立ち上げる「詩雲」。その他、もうひとつの五輪を描く「栄光と夢」、少女の夢が世界を変える「円円のシャボン玉」など、全13篇。中国SF界の至宝・劉慈欣の精髄を集める、日本初の短篇集。
【収録作品】
鯨歌
地火(じか)
郷村教師
繊維
メッセンジャー
カオスの蝶
詩雲
栄光と夢
円円(ユエンユエン)のシャボン玉
二〇一八年四月一日
月の光
人生
円
2021年11月17日(水)発売! ご期待ください!
本書収録「円円のシャボン玉」がこちらで先行して読めます~▼