
すべてが広くて大きくて光ってる! 中国SF最前線:成都SF大会レポート
『三体』(劉慈欣・著)のベストセラーで、一気に日本での中国SFの存在感が増した2019年。中国ではSFが大人気! 11月22日から中国・成都で開催されたSF大会に、早川書房から清水と梅田が参加しました。
【1日目:コンサートかな? みたいな演出でスタート】
昨日、中国成都に到着しました。今日からはいよいよSF大会が始まります。じつは海外のSF大会は初めてです。ワクワクします! pic.twitter.com/wT5CVzwqXp
— umeda (@maniamariera) November 21, 2019
開会式ではすごい光の演出が。
— umeda (@maniamariera) November 22, 2019
一番右は劉慈欣さんです pic.twitter.com/MrhMZxB4gR
とっても大きな会場、そしてレーザーが飛び交うド派手な演出で始まった成都SF大会。これはコンサートではありません。SF大会です。
『三体』のヒューゴー賞トロフィーも。
— umeda (@maniamariera) November 22, 2019
すごい!!本物初めて見た!!! pic.twitter.com/2hfziMOy09
劉慈欣さんがアジア人作家として初めて受賞したヒューゴー賞のトロフィー。劉慈欣さんは大人気で、サイン会は長蛇の列!!
【2日目:『三体』の企画にいよいよ登壇!】
一日目は大ホール(コンサート会場ばりに大きい)でしたが、二日目からは分科会に。シネコンを使っています!
— umeda (@maniamariera) November 23, 2019
藤井太洋さんご登壇の「オレの厨二心をアツくした日本アニメ(意訳)」に来ました pic.twitter.com/CY8OHlBbjy
ガンダム、ファイブスター物語、スラムダンク、ドラえもんなどの話が出たとのこと。ほかのパネラーにはSFM2019年8月号に「南島の星空」を訳載した趙海虹さん、『折りたたみ北京』に「コールガール」が収録されている糖匪さんなど。
重版決定! 好評発売中『折りたたみ北京』
〈科幻世界〉の編集長の姚海軍さん(左)、賈さん(中)、李さん(右)とミーティングをしました。SFマガジンと科幻世界の協力を誓いましたぞ〜🤝 pic.twitter.com/F4N9WXq0cc
— umeda (@maniamariera) November 23, 2019
創刊40周年の「科幻世界」🤝創刊60周年の「SFマガジン」で、これからもSFを盛り上げます。
日本はどういうふうに『三体』を思っているのか」パネルでは上原かおりさん、泊功さん、藤井太洋さん、早川書房清水・梅田が参加。『三体』出版の経緯から国内での反応までを紹介し、熱気に満ちた会場からは活発な質問が飛び出しました。
「日本はどういうふうに『三体』を思っているのか」企画終了しました!活発な質問があがり、中国の皆さんの熱気を激しく感じられた企画でした。ありがとうございました!
— umeda (@maniamariera) November 23, 2019
『三体』は現在13万部突破。中国のみなさん、『三体』は日本でも大人気です!
【3日目:突然のパンダ】
藤井太洋さんが登壇している「欧米からアジアまで――地域SFクラブとSF大会の伝承」パネル。各国のパネリストが集まり、国際色豊かです pic.twitter.com/jogU7xbSvz
— umeda (@maniamariera) November 24, 2019
国際色豊かな成都SF大会。藤井太洋さんはまたしても大活躍。
展示ブースには今日から突然パンダがあらわれた。かわいい。 pic.twitter.com/ryLBJlEfUD
— umeda (@maniamariera) November 24, 2019
SF大会終了後、清水と梅田は四川大学において開催された中国と日本のSF小説の出版状況に関するパネルディスカッションにも参加。充実の中国出張になりました。早川書房では今後も中国SFを刊行していく予定です。楽しみにお待ちください!
【おまけ】SFマガジン60周年映像、作りたいです
中国のSF雑誌〈科幻世界〉の40周年記念PVが。かっこいいです!! pic.twitter.com/I1bj8PbVyY
— umeda (@maniamariera) November 22, 2019