【ハヤカワ文庫のミステリフェア開催中】これがシリーズ最高傑作〈ミレニアム〉シリーズ
人間不信で天才的頭脳を持つ女性、リスベット・サランデルが初登場した『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』は、日本で北欧ミステリブームに火を付けたのみならず、世界中でエンタメミステリの歴史を変える超特大ヒットを記録。いまではシリーズ累計1億部を数えるまでになりました。なお、著者のスティーグ・ラーソンは『ミレニアム 3 眠れる女と狂卓の騎士』を書き終えたのち他界、ダヴィド・ラーゲルクランツが書き継いでいます。
『ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女 上・下』★フェア参加作品
月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルと、背中にドラゴンのタトゥーを入れた型破りな女性調査員リスベットが、孤島で起きた少女失踪事件に挑む。幾重にも張りめぐらされた謎、富豪一族の深い闇、愛と復讐……世界に旋風を巻き起こした三部作の第一部。デヴィッド・フィンチャー監督映画化。解説/小山 正
リスベットへの復讐を誓う者たちによって、彼女の拉致計画が動き始めた。そんな折り、人身売買・強制売春の調査をするジャーナリストとその恋人が殺され、リスベットがその容疑者に! ミカエルは彼女と連絡を取り、奥深い事件を追うが……。リスベットの衝撃的な過去が明かされる激動の第二部。解説/北上次郎
重大な秘密を守るため、関係者の抹殺を開始した闇の組織。彼らはリスベットの口を封じるべく、卑劣きわまりない計画を実行に移す。だが、ミカエルは勇気と闘志に満ちた仲間を集め、巨大な陰謀に立ち向かう。やがて始まるリスベットの裁判の行方は? 今世紀最大のミステリ三部作、ついに完結! 解説/池上冬樹
ミカエルは時代遅れの記者と非難され、雑誌『ミレニアム』は危機に陥っていた。そんな彼に、ある男が情報を持ち込む。人工知能研究の世界的権威バルデルが大きな問題を抱えているという。男の話からリスベットが関係していると確信したミカエルは、彼女へ連絡を試みるが……。『ミレニアム』三部作の待望の続篇!
人工知能の権威バルデルの息子を救う際に犯した違法行為のために、リスベットは女子刑務所に収容された。凶暴な囚人ベニートが、美貌の女囚ファリアを虐待するのを目にしたリスベットは対決を決意するが……。リスベットのドラゴン・タトゥーの秘密がついに明かされる! シリーズも佳境の第5弾。解説/霜月蒼
ストックホルムの公園で、身元不明の男の死体が発見された。ズボンのポケットにはなぜかミカエルの電話番号が。ミカエルはリスベットに男の資料を送り、調査を移頼するが、そのころ彼女は双子の妹カミラを追っていた……。全世界1億部突破、今世紀最高のミステリ・シリーズ6部作がここに完結。解説/酒井貞道