
いま本屋さんが面白い! 『三体Ⅲ 死神永生』注目の売場ご紹介
全国書店で絶賛発売中の『三体Ⅲ 死神永生(ししんえいせい)』。シリーズ完結ということもあり、大きなスペースを使って三部作すべてを並べている書店も数多く見られます。どこも気合のこもった売場ばかりですが、そんななかでも書店担当者の過剰なまでの熱意が溢れ出ている売場を3店舗ご紹介します。まさに三者三様の三体売場です、ぜひともお立ち寄りください!
紀伊國屋書店新宿本店
【2階文学】ー海外文学新刊ー
— 紀伊國屋書店 新宿本店 (@KinoShinjuku) May 24, 2021
三体Ⅲ入荷いたしました-!!
☆劉 慈欣
「三体Ⅲ 死神永生」大森望、光吉さくら、ワン・チャイ、泊功=訳(早川書房)
三体艦隊に人類のスパイを送り込む「極秘計画」の行方は……
驚異の中国エンタメ遂に完結‼
ドラマ化も決定‼
キンキラキン☆で展開中!
kk pic.twitter.com/Xy7mggs9h8
かつてこんなに金色に輝く本屋さんの売場はあったでしょうか……?と思ってしまうほど光り輝く売場は紀伊國屋書店新宿本店。こちらの売場は『三体Ⅱ』刊行時も「三体ロード」を作成するという創意工夫あふれる売場で、今回の目玉は中央に起立する三角柱。「3」にこだわった売場です!
三体シリーズの訳者の一人大森望さんも来店され、キンキラキンぶりに驚きの一言。
紀伊國屋書店新宿本店。実物はさらにキンキラキンだった。そして『白墨人形』棚とピンチョン棚。 pic.twitter.com/QdBkJ4QloH
— 大森望 (@nzm) May 27, 2021
丸善丸の内本店
【三部作完結篇『三体3 死神永生』絶賛発売中】丸善丸の内本店様では、3階エスカレーター先のコーナーでミニパネル展を開催中! 中国SF作品も多く揃っています。劉慈欣と中国SFを深く知りたい方、ぜひともお立ち寄りください。 pic.twitter.com/s7sPFIZc0W
— 早川書房営業部 (@hykw_sales) May 25, 2021
こちらは文芸書コーナーにてミニパネル展を開催中です。作者の劉慈欣氏のプロフィールや作品の映像化情報、劉慈欣氏のコロナ禍への言及(『世界SF作家会議』より抜粋)など、作品理解が深まるさまざまな情報に触れることができます。
おかげさまで売上1位!
【丸の内本店週間ベストセラー】(2021/5/20~5/26)2-1
— 丸善丸の内本店 (@maruzen_maruhon) May 30, 2021
『フィクション』
1位:三体 3 死神永生 上(劉 慈欣 早川書房)
2位:リボルバー(原田 マハ 幻冬舎) pic.twitter.com/2Q76vcdoIC
ブックファースト新宿店
【催事情報】
— ブックファースト新宿店 (@book1stshinjuku) May 24, 2021
本日5/24より「早川書房 SFまつり」がスタート!
先ほど入荷したて、遂にシリーズ完結の『三体 Ⅲ 死神永生』上・下巻他の中国SFコーナー、6/2発売予定『SFプロトタイピング』を読み解くためのコーナー、「SFマガジン」バックナンバーや映像化、時間SFコーナーなど。6/20(日)まで開催! pic.twitter.com/BSqEEqpVDl
こちらでは〈三体〉シリーズを中心に、早川書房SFまつりを開催中です! クラークの傑作『夏への扉』やケン・リュウ短篇を原作とする映画の公開が控えるなか、三体のみならずSF全体を盛り上げたいという担当者の熱意が何台もテーブルを独占する勢いで溢れています!
こちらにも大森望さんご来店! コーナーの端から端までなんと16歩分とのこと!
ブックファースト新宿店の早川書房SFまつりに来た。端から端まで16歩分。 pic.twitter.com/uJwnS5oNDf
— 大森望 (@nzm) May 27, 2021
中国などアジア圏SF小説、映像化原作のSF小説やタイムトラベルもののSF小説を集めているほか、これからは6月2日発売の『SFプロトタイピング──SFからイノベーションを生み出す新戦略』のコーナーも追加される予定です。ビジネスパーソン層の多い同店舗らしい売場になりそうです!