早川書房の作品およそ1600点が50%OFFとなるビッグ・セールが現在Kindleストアで開催中です! 本記事ではセール対象のオススメ海外作品を紹介。爆発的な人気となったアンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』をはじめ、中国SFブームを決定づけた人気シリーズ《三体》や読みごたえのあるノンフィクション、そして映画化されて新たな話題を呼んでいる作品などが半額となっています。年末年始の読書のおともをこの機会にまとめ買いしちゃいましょう!
まずはアンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上・下)』から。多くの賞賛の声をいただいた本書ですが、まだまだたくさんの人々に手にとってもらいたいと思います。上下巻というとハードルが高いと思われがちですが、本書はとても読みやすい作品でもあります。ぜひお手に取ってください!
続いてはディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』です。11月18日に映画版が劇場公開され、ふたたび話題を呼んでいます。「湿地の少女」と呼ばれた少女を通じて描かれる圧倒的な物語の力を、ぜひ体験してみてください!
ノンフィクションにもオススメの作品が数多くあります。その中から今回はシーラ・フレンケル&セシリア・カン『フェイスブックの失墜』をご紹介します。いまだ記憶にも新しいフェイスブック(現:メタ)の個人情報流出問題やそれにともなう株価の急落、「メタバース」事業への進出など、激動期を迎えたフェイスブック。さまざまな関係者の証言から浮かび上がる超巨大企業の真実は、どんな現代小説よりもスリリングかもしれません。
長年読み続けられている名作も、数多く今回のセールの対象になっています。その中から今回はカート・ヴォネガット・ジュニア『タイタンの妖女』をご紹介。爆笑問題の太田光さんの愛読書としてもよく知られています。ヴォネガット初期の代表作にして、SF史上に名を残す傑作をこの機会にぜひ!
最後に劉慈欣《三体》をご紹介します。完結から一年以上が経過するこの三部作ですが、公式スピンオフである宝樹『三体X 観想之宙』、そして劉慈欣本人による前日譚『三体0【ゼロ】 球状閃電』が刊行されるなど、あらたな展開も登場しています。この機会にあらためて挑戦してみてはいかがですか?
気になっていた本をまとめ買いするなら今回のセールは絶好のチャンス! まずはKindleストアにアクセスしていろいろと検索してみてください。きっと素敵なタイトルと出会えるはずです。