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「早川書房 Kindleビッグセール」開催中! オススメ海外作品はこちら!

早川書房の作品およそ1600点が50%OFFとなるビッグ・セールが現在Kindleストアで開催中です! 本記事ではセール対象のオススメ海外作品を紹介。爆発的な人気となったアンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』をはじめ、中国SFブームを決定づけた人気シリーズ《三体》や読みごたえのあるノンフィクション、そして映画化されて新たな話題を呼んでいる作品などが半額となっています。年末年始の読書のおともをこの機会にまとめ買いしちゃいましょう!

Kindleビッグセールはこちらからどうぞ!

まずはアンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上・下)』から。多くの賞賛の声をいただいた本書ですが、まだまだたくさんの人々に手にとってもらいたいと思います。上下巻というとハードルが高いと思われがちですが、本書はとても読みやすい作品でもあります。ぜひお手に取ってください!

地球上の全生命滅亡まで30年……。
全地球規模のプロジェクトが始動した!

グレースは、真っ白い奇妙な部屋で、たった一人で目を覚ました。ロボットアームに看護されながらずいぶん長く寝ていたようで、自分の名前も思い出せなかったが、推測するに、どうやらここは地球ではないらしい……。断片的によみがえる記憶と科学知識から、彼は少しずつ真実を導き出す。ここは宇宙船〈ヘイル・メアリー〉号――。
ペトロヴァ問題と呼ばれる災禍によって、太陽エネルギーが指数関数的に減少、存亡の危機に瀕した人類は「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を発動。遠く宇宙に向けて最後の希望となる恒星間宇宙船を放った……。

『火星の人』で火星の、『アルテミス』で月での絶望的状況でのサバイバルをリアルに描いた著者が、人類滅亡の危機に立ち向かう男を描いた極限のエンターテインメント。

続いてはディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』です。11月18日に映画版が劇場公開され、ふたたび話題を呼んでいます。「湿地の少女」と呼ばれた少女を通じて描かれる圧倒的な物語の力を、ぜひ体験してみてください! 

この少女を、生きてください。
2021年本屋大賞翻訳小説部門第1位! 全世界1000万部突破、2019年・2020年アメリカでいちばん売れた本


泣いたのは、森で一人ぼっちの彼女が、自分と重なったからだ。──同じ女性というだけで。島本理生氏(小説家)
ずっと震えながら、耐えながら、祈るように呼んでいた。小橋めぐみ氏(俳優)
素晴らしい小説だ。北上次郎氏(書評家、早川書房公式note流行出し版「勝手に文庫解説2」より)

ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。
6歳で家族に見捨てられたときから、カイアはたったひとりで生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女を置いて去ってゆく。
以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。
しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく……
みずみずしい自然に抱かれた少女の人生が不審死事件と交錯するとき、物語は予想を超える結末へ──。

ノンフィクションにもオススメの作品が数多くあります。その中から今回はシーラ・フレンケル&セシリア・カン『フェイスブックの失墜』をご紹介します。いまだ記憶にも新しいフェイスブック(現:メタ)の個人情報流出問題やそれにともなう株価の急落、「メタバース」事業への進出など、激動期を迎えたフェイスブック。さまざまな関係者の証言から浮かび上がる超巨大企業の真実は、どんな現代小説よりもスリリングかもしれません。

虚偽情報の蔓延、ユーザー離れ、株価急落、「メタバース」への事業転換……すべての原因はここに!
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー
解説:古田大輔(ジャーナリスト、メディアコラボ代表)


フェイスブックはなぜユーザーの個人情報を流出させたり、またヘイトスピーチや危険なフェイクニュースを拡散させたりしたのか。
さらに、ユーザーの思想・政治的な対立を増幅させ、トランプ大統領の誕生と失脚後の大混乱を招いた責任は、創業者マーク・ザッカーバーグとCOOシェリル・サンドバーグにどう問われるのか。そして、ザッカーバーグとサンドバーグとの間の溝とは。
ニューヨーク・タイムズ紙記者が、関係者400人以上の証言をもとに、世界27億人のユーザーを抱えるビッグ・テックの「醜い真実」を暴く。

長年読み続けられている名作も、数多く今回のセールの対象になっています。その中から今回はカート・ヴォネガット・ジュニア『タイタンの妖女』をご紹介。爆笑問題の太田光さんの愛読書としてもよく知られています。ヴォネガット初期の代表作にして、SF史上に名を残す傑作をこの機会にぜひ!

時空を超えたあらゆる時と場所に波動現象として存在する、ウィンストン・ナイルズ・ラムファードは、神のような力を使って、さまざまな計画を実行し、人類を導いていた。その計画で操られる最大の受難者が、全米一の大富豪マラカイ・コンスタントだった。富も記憶も奪われ、地球から火星、水星へと太陽系を流浪させられるコンスタントの行く末と、人類の究極の運命とは? 巨匠がシニカルかつユーモラスに描いた感動作。

最後に劉慈欣《三体》をご紹介します完結から一年以上が経過するこの三部作ですが、公式スピンオフである宝樹『三体X 観想之宙』、そして劉慈欣本人による前日譚『三体0【ゼロ】 球状閃電』が刊行されるなど、あらたな展開も登場しています。この機会にあらためて挑戦してみてはいかがですか?

三部作で全世界累計2900万部以上を突破
アジア&翻訳もの初のヒューゴー賞受賞
現代中国最大の衝撃作、ついに日本上陸


物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。
数十年後。ナノテク素材の研究者・汪淼(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体〈科学フロンティア〉への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象〈ゴースト・カウントダウン〉が襲う。そして汪淼が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?
本書に始まる《三体》三部作は、全世界累計2900万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた、現代中国最大のヒット作。

気になっていた本をまとめ買いするなら今回のセールは絶好のチャンス! まずはKindleストアにアクセスしていろいろと検索してみてください。きっと素敵なタイトルと出会えるはずです。

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