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【いまAIがさらに熱い】「AIを知るための本」おすすめ作品を紹介【Kindleにて50%OFFセール実施中の作品多数】

世間をにぎわす画像生成ソフトやChatGPTなどのAI技術。いま、人間とAIのかかわりは歴史的な転換点を迎えようとしています。
「人工知能(AI)」は、SF小説で古くから大事にされてきたもののひとつです。古典作品から最新のSFまで、さまざまな形でAIとともに生きる世界が示されています。
AIを知り、そしてどんな関係を築いていくのか。こちらの記事では、”AIを知る”古今東西のSF小説をご紹介していきます!(SF小説以外もほんの少しご紹介します📚)

早川書房では7月12日(水)まで一部の作品でKindle50%OFFセールを実施中! 本記事でもKindle50%OFF対象作品はURLを貼っていますので、要チェック! こちらのリンクからもセール対象作一覧をご覧いただけます。

日本のSF小説で”AIを知る”

『サーキット・スイッチャー』安野貴博

『サーキット・スイッチャー』安野貴博
定価:1,870円(税込) 四六判並製単行本


人の手を一切介さない"完全自動運転車"が急速に普及した2029年の日本。自動運転アルゴリズムを開発する企業、サイモン・テクノロジーズ社の代表・坂本義晴は、ある日仕事場の自動運転車内で襲われ拘束された。「ムカッラフ」を名乗る謎の襲撃犯は、「坂本は殺人犯である」と宣言し尋問を始める。その様子が動画配信サイトを通じて全世界へ中継されるなか、ムカッラフは車が走っている首都高速中央環状線の封鎖を要求、封鎖しなければ車内に仕掛けられた爆弾が爆発すると告げる……。ムカッラフの狙いは一体何か――? テクノロジーの未来と陥穽を描く迫真の近未来サスペンス長篇。
AIの分野に関する次世代のリーダーの一人として有識者会議に招聘された安野貴博が描く。

\7月12日(水)までKindle50%オフ!/

『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』長谷敏司

『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』長谷敏司
定価:2,090円(税込) 四六判並製単行本

伝説の舞踏家である父の存在を追って、身体表現の最前線を志向するコンテンポラリーダンサーの護堂恒明は、不慮の事故によって右足を失い、AI制御の義足を身につけることになる。絶望のなか、義足を通して自らの肉体を掘り下げる恒明は、やがて友人の谷口が主宰するダンスカンパニーに参加、人のダンスとロボットのダンスを分ける人間性の手続きプロトコルを表現しようとするが、待ち受けていたのは新たな地獄だった──。
SF史上もっとも卑近で、もっとも痛切なファーストコンタクト。

『AI法廷のハッカー弁護士』竹田人造

『AI法廷のハッカー弁護士』竹田人造
定価:2,310円(税込) 四六判並製単行本

複雑化していく訴訟社会にあって、人間の代わりにAI裁判官が導入された日本。それにより裁判は省コスト化・高速化され、年間訴訟件数は導入前の何倍にも膨らんでいた。そんな中、あくまで機械としての裁判官を冷徹に分析する男がいた。不敗弁護士、機島雄弁。
AIの穴をついて勝訴を手にするハッカー弁護士の顔も持つ悪徳漢。その正体は誰にも気付かれてはならなかったが、ある事件で偶然にも依頼人に知られてしまい……?
データサイエンティストである著者が描く、すぐそこに迫るAI時代を舞台にした法廷エンタメ!

\7月12日(水)までKindle50%オフ!/

SFアンソロジーで”AIを知る”

『AIとSF』日本SF作家クラブ編

『AIとSF』日本SF作家クラブ・編
定価:1,452円(税込) ハヤカワ文庫JA

画像生成AI、ChatGPTなどの対話型AI――まさにカンブリア爆発ともいえる速度と多様さで、AI技術は人類文明を劇的に変えようとしている。その進化に晒された2025年大阪万博までの顛末、チャットボットの孤独、AIカウンセラーの献身からシンギュラリティまで、22名の作家が激動の最前線で体感するAIと人類の未来。

『新しい世界を生きるための14のSF』伴名練・編

『新しい世界を生きるための14のSF』伴名練・編
定価:1,496円(税込) ハヤカワ文庫JA

今年日本経済新聞文化面に掲載されて話題になった、AIによる自動運転が普及した世界で起こったAI同士の交通事故を描くSF小説「Final Anchors」(八島游舷)を収録! そのほか新世代作家たちによる書籍化前の傑作14篇。伴名練によるAI作品の紹介コラムを含むSF入門14本を併録の超大型アンソロジー。

▽「Final Anchors」(八島游舷)のご紹介記事はこちら

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海外のSF小説で”AIを知る”

『マシンフッド宣言』S・B・ディヴィヤ/金子 浩・訳

『マシンフッド宣言』S・V・ディヴィヤ/金子 浩・訳
定価:1,320円(税込) ハヤカワ文庫SF

AIの人格権を主張するテロ集団を描く、テクノスリラー巨篇!
21世紀末、大富豪の薬剤資金提供者ピルファンダー警護シールドする元海兵隊特殊部隊員のウェルガはある日襲われ、クライアントを殺害される。敵は〈機械は同胞マシンフッド〉と名乗り、機械知性の権利と人間のピル使用停止を要求する宣言文を公表した! AIに仕事を奪われた人間が、薬物で思考や集中力を強化して日雇いの仕事をこなす近未来の労働者像をリアルに描いたハード・サスペンスSF!

\7月12日(水)までKindle50%オフ!/

『われらはレギオン』デニス・E・テイラー/金子 浩・訳

『われらはレギオン』デニス・E・テイラー/金子 浩・訳
定価:1,100円 ハヤカワ文庫SF

ソフトウェア会社の社長兼プログラマーのボブ・ジョハンスンは、SF大会の会場で交通事故にあい死亡した。目覚めてみると、なんと117年後、キリスト教原理主義国家となったアメリカで、恒星間探査機の電子頭脳になっていた……!
はからずもほぼ無尽蔵の寿命と工業生産力を手に入れたボブは、人類の第2の居住地を探して近隣の星系を探索し、つぎつぎに新発見や新発明を成し遂げていく! 傑作宇宙冒険SF、3部作開幕篇!

\7月12日(水)までKindle50%オフ!/

『月は無慈悲な夜の女王』ロバート・A・ハインライン/矢野 徹・訳

『月は無慈悲な夜の女王』ロバート・A・ハインライン/矢野 徹・訳
定価:1,320円 ハヤカワ文庫SF

2076年、流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取されつづけてきた。圧政に苦しむ月世界植民地は、「自意識を持つ巨大コンピュータ」のマイクロフト・ホームズ(マイク)を味方にし、地球政府に対し独立を宣言した! イーロン・マスクの愛読書としても知られる、ヒューゴー賞受賞の不朽の名作

\7月12日(水)までKindle50%オフ!/

SF小説以外で”AIを知る”

『虚妄のAI神話──「シンギュラリティ」を葬り去る』ジャン=ガブリエル・ガナシア/伊藤直子・訳

『虚妄のAI神話──「シンギュラリティ」を葬り去る』
ジャン=ガブリエル・ガナシア/伊藤直子・訳
定価:968円(税込) ハヤカワ文庫NF

「2045年、AIは人類を超える」
著名な科学者や企業家がシンギュラリティ(技術的特異点)の到来をまことしやかに予測するが、そんなの嘘八百! 過剰なAI言説の背後にある、GAFAら巨大IT企業の政治的野望とは? 哲学者による警告の書。

AIと言えば、技術改良と経済効果の話題だけ、あとはせいぜい幼稚な夢物語というのが、情けないことにこの国の常識だ。本書がそんな常識に衝撃を与えることを切に願う。

東京大学名誉教授・西垣通(解説より)

\7月12日(水)までKindle50%オフ!/

『現れる存在──脳と身体と世界の再統合』アンディ・クラーク/池上高志、森本元太郎・訳

『現れる存在──脳と身体と世界の再統合』
アンディ・クラーク/池上高志、森本元太郎・訳
定価:1,738円(税込) ハヤカワ文庫NF

心は、脳の中だけにあるものではない。生命の心は、脳と身体と世界の相互作用から創発する。認知科学の第一人者が、微生物や人工生命などの例を交えて提起する心の科学。
認知科学の記念碑的名著!

\7月12日(水)までKindle50%オフ!/

『クララとお日さま』カズオ・イシグロ/土屋政雄・訳

『クララとお日さま』カズオ・イシグロ/土屋政雄・訳
定価:2,750円(税込) 四六判上製単行本

人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱な少女ジョジーと出会い、やがて二人は友情を育んでゆく。愛とは、知性とは、家族とは? 生きることの意味を問う感動作。
”友だち”であるクララとジョジーの関係は、現実のAIと人間の関係にも大きな示唆を与えてくれます。



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