【記念すべきポケミス2000番作品はこれ!】中国歴史サスペンス超大作 馬伯庸『両京十五日』田中芳樹さんからの推薦が到着!【2月16日発売】
2023年9月に創刊70周年を迎えたハヤカワ・ミステリ(ポケミス)。通巻2000番となる特別作品『両京十五日』馬伯庸/齊藤正高・泊功 訳)をいよいよ2月16日に発売します!
15世紀の中国・明を舞台に、南京から北京までの皇太子一行の冒険を描く歴史サスペンス大作を『Ⅰ 凶兆』『Ⅱ 天命』と2分冊の形で、2月・3月と連続刊行予定です。
この度、作家の田中芳樹さんに『両京十五日』の推薦コメントをいただきました! 『銀河英雄伝説』や『アルスラーン戦記』などの代表作のほか、『海嘯』『新・水滸後伝』など中国を舞台にした小説を数多く発表されています。
著者・馬伯庸は累計165億回再生越えの大ヒットドラマ『長安二十四時』の原作者で、現代中国を代表するミステリ作家。
歴史サスペンス×冒険小説の超大作、ぜひご期待ください。
【あらすじ】
1425年中国、隆盛極める明王朝の皇帝は、首都北京から南京へ遷都を図って皇太子の朱瞻基を派遣した。だが到着も束の間、朱瞻基の乗る船は爆破され、からくも逃れた彼の命を何者かがつけ狙いはじめる。この襲撃は、朝廷内の裏切り者が宗教結社と仕組んだ罠なのか? さらに北京から皇帝が危篤との緊急連絡が届き、意を決した朱瞻基は窮地で出会った3人――昼行燈だが切れ者の捕吏の呉定縁、才気に満ちた下級官僚の于謙、ある秘密を抱えた女医の蘇荊渓らとともに、南京からの脱出と北京への帰還を目指す。敵が事を決する日までわずか15日。2つの都の間に待ち受ける罠と刺客を掻い潜りながら、幾千里にも渡る決死行が今始まる!
【史実の裏面を描く、迫力のエンターテインメント!】
皇太子が皇帝の危篤を耳にして1000km以上離れた2つの大都市を10日あまりで舞い戻る――驚くべきことにこの出来事は中国の正史『明史』に書かれた歴史的事実です。著者の馬伯庸は、この歴史書のわずか数行の記述から着想し、史実の裏面を類まれなイマジネーションをもって超大作を作り上げました。当時最盛期にあり、15世紀世界最強最大の国家であった明王朝。その巨大帝国の闇に潜む恐るべき陰謀とは? スリル溢れるアクションとサスペンスに満ち、個性豊かなキャラクターたちが重厚かつ壮大な人間ドラマを織り成す本作は、あの『三体』シリーズにも匹敵する、現代中国が生んだ傑作エンターテインメント小説と言えるでしょう。
70年に渡り、世界の傑作ミステリを数多く日本に紹介してきたポケミス。そのレーベルの歴史にいま、オールタイムベスト級の新たな名作が刻まれます。どうぞお読み逃しなく!
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【書誌情報】
タイトル:両京十五日 Ⅰ・Ⅱ
著者:馬 伯庸
訳者:齊藤正高・泊 功
ハヤカワ・ミステリ
『両京十五日Ⅰ 凶兆篇』 2024年2月16日発売 本体価格:2.300円 ISBN:9784-15-002000-2
『両京十五日Ⅱ 天命篇』 2024年3月上旬発売 本体予価:2,200円
ISBN:9784-15-002001-9