「小説家になろう」サイトのWEB連載が華々しく最終回を迎えた、かみはらさんの『転生令嬢と数奇な人生を』ですが、書籍版のほうは「皇位簒奪」というシリーズ最大の山場を迎えようとしています。

そうです、

『転生令嬢と数奇な人生を5　皇位簒奪』

は、12月6日に発売なのです。

そして、発売をひと月後にひかえた今回は、書店でお買い物の目印となる表紙と、しろ46さんによる素晴らしいカバーイラストを一足先にご紹介します。

まずはおさらいから。
4巻巻末の次巻予告がこんな感じでした。

熾烈な皇位争いのクライマックス。エルの遺産で魔法使いとなったカレンが、皇位を狙うライナルトを助け、エルの望みと自身の復讐を果たすために、使い魔のルカと共に、皇帝を守護させられているシスを閉じ込めた『箱』を壊そうと…という、あの場面が今回の表紙です！

「皇位簒奪」の英語タイトルは、今回も映画監督で翻訳者でライターの堺三保さんにつけていただきました。
The Usurper of the Throne
（ザ・ユーサーパー・オブ・ザ・スローン＝皇位簒奪者）
です。「スローン」といえば「ゲーム・オブ・スローンズ」。転生界のゲースロこと『転生令嬢と数奇な人生を』の面目躍如な題となっております。

そしてそして！　しろ46さんの素晴らしいカバーイラスト全体をご覧ください！！

表１には、目の塔を背景に、シス＆ルカの人外ズに挟まれたカレン。背から表４にかけて『箱』本体。表４にはライナルトと黒鳥（影はアチラのほう）です。決戦に向けて、全員の強い決意がみなぎっている、カッコいいカバーとなりました。カレンの瞳をよく見ていただくと……左右色違いとなっています。4巻をすでにお読みのみなさまは、その理由をご存じですね。

■書誌情報
『転生令嬢と数奇な人生を5　皇位簒奪』
かみはら（著）　しろ46（イラスト）
四六版並製／本体予価：1870円／刊行予定：2022年12月6日

〈著者紹介〉
かみはら
作家。鹿児島県在住。
創作活動を経て、WEBに発表した本作の連載版『転生令嬢と数奇な人生を』が第1回キネティックノベル大賞2次選考を通過、第8回勝手にロマンス大賞ネット部門第2位に輝く。2021年に『転生令嬢と数奇な人生を1　辺境の花嫁』でデビュー。シリーズは、ライトノベル人気投票『好きラノ』2022年上半期第7位にランクイン。

〈イラストレーター紹介〉
しろ46
イラストレーター。
連載版『転生令嬢と数奇な人生を』でもイラストを担当。
ごろごろしながら本を読むのとふかふかのぬいぐるみが好き。
かみはら先生の世界に彩を添えられるように頑張ります。

また、本noteにて、特典情報はじめ〈転生令嬢と数奇な人生を〉情報を少しずつ更新してまいります。
12月6日の発売をお楽しみにしてください！