
『三体』シリーズに匹敵する大反響の声、続々! 華文ミステリの傑作『死亡通知書 暗黒者』
本年8月に刊行以来、ミステリ界隈でとてつもなく話題となっております華文(中国語圏)ミステリ『死亡通知書 暗黒者』(周浩暉/稲村文吾訳)。いただいた感想へのリンクをご紹介いたします。
周浩輝『死亡通知書 暗黒者』読んだ。
— 青崎有吾 (@AosakiYugo) September 12, 2020
ウワーーー何だこれすごい。連続殺人犯vs警察、次々起こる劇場型犯罪。サスペンスの王道を職人の手で1ページずつじっくり丁寧に焼き上げましたという感じ。中国で大ヒット&英米で高評価も納得。めちゃくちゃ面白いです、エッしかもまだ三部作の序章……? pic.twitter.com/MKeNqFs3z5
『死亡通知書 暗黒者』、王道と言いましたが特筆すべきは「捜査班が一枚岩じゃない」ことで、事件解決のために巨災対みたいな精鋭チームが編成されるんですが(ちゃんと安田も出てくる)メンバー全員が何かしら思惑を抱えててけっこう単独で動いたり情報を隠したりんですよね、そこがまた油断できない
— 青崎有吾 (@AosakiYugo) September 12, 2020
犯人(夜神月的思想を持った天才)の犯行が毎回常識外れなのも嬉しくて、洞窟で急にSAWみたいなのが始まったり空港で驚天動地のトリックを実行したりとそのあたりも読みどころ(でもストーリーが骨太だから滑稽にはならない)とにかく第2巻も楽しみです、やっぱりすごいぞ華文ミステリ……。
— 青崎有吾 (@AosakiYugo) September 12, 2020
周浩暉『死亡通知書 暗黒者』 (ハヤカワ・ミステリ/稲村文吾訳)読んだ。警察が裁けない悪を裁く必殺仕事人系連続殺人鬼〈エウメニデス〉と戦うノンストップ警察サスペンス。ずいぶん荒っぽいつくりだが、リーダビリティは抜群で、めっちゃ面白い(ある意味『三体』的)。https://t.co/JUl8D7Pphm
— 大森望 (@nzm) September 2, 2020
周浩暉『死亡通知書 暗黒者』(稲村文吾訳/早川書房)。刑事の死を皮切りに残酷無比な殺人鬼が犯行を開始する。だが事件は既に18年前に始まっていたのだ。回避不可、逃げ道無しの予告殺人鬼を中国警察は捕まえらえるのか? 最後の一頁までバクバクしながら一気読み! 猛烈に燃えた!! 続き~!! pic.twitter.com/BjbC4OhZi7
— ♪akira (@suttokobucho) August 21, 2020
周浩暉『死亡通知書 暗黒者』は、名探偵コナンのファンの人は一人残らず読んだ方がいいと思います。 pic.twitter.com/hwAthVJsnB
— ♪akira (@suttokobucho) August 21, 2020
▼週刊文春でヘニング・マンケル『苦悩する男』(創元推理文庫)と周浩暉『死亡通知書 暗黒者』(ハヤカワ・ミステリ)をとりあげました。前者は人生の味わいが深い刑事クルト・ヴァランダーものの最終作(まさかこんな終わり方とは!)、後者は華文ミステリの大ヒット作。ともに実に読ませる秀作だ。
— 池上冬樹 (@ikegami990) September 9, 2020
周浩暉『死亡通知書 暗黒者』読了。たった一つの手がかりから、事件の全て……犯人や、トリックや、関係者の人生を引きずり出す類の本格ミステリが好きです。本書に、それを感じました。謎解きがされたところで「そう来たか!そして、そう来るか!」と、思わず膝を打ってしまった。良い!
— 小野家由佳 (@timebombbaby) August 13, 2020
「死亡通知書 暗黒者」 (ハヤカワ・ミステリ) 周 浩暉 https://t.co/SysntTMVfI
— ジュン (@one_room) August 11, 2020
読了。やばい、やばい、やばい、やばい!!めちゃめちゃ面白い!!凄い!!今年のミステリのNo1です!!SFまで含めたエンタメ小説でも「三体Ⅱ」に並ぶ面白さ(もちろん面白さの方向性は違いますが!) 。超オススメ!!
昨日は仕事の合間に打ち合わせ。もろもろ終わりにヘロヘロながら『死亡通知書 暗黒者』を読み始めたら一気に目が覚めました😆恐るべし華文ミステリ!香港のトップスター、ルイス・クー主演で映画版もあるとなると、さらにヤバいです!😊 pic.twitter.com/yTM51zLQtN
— 梶研吾 (@kajiken7) August 9, 2020
早川ポケミス「死亡通知書 暗黒者」エンタメ映画を連続3本見たくらい、濃厚!緻密な計算に大胆なトリック、裏表する真実、手に汗握るサスペンススリラー、混ざり合う打算、一言で説明できない善悪の秤。読み始めより物語の方向が、さらに面白くなり第1部終了!こ、これは続編出なければ悶えそうだ…! pic.twitter.com/48bncONVQP
— asaumi (@asaumi_t) August 9, 2020
周浩暉「死亡通知書 暗黒者」(稲村文吾 訳/早川書房)読了。話題の中華ミステリ。3部作の一作目ということですが、この密度で3部作というのもスゴいなぁ。フーダニットではあるのだけど、「変面」のように一瞬で攻守入れ変わるのは成都が舞台のよう(邦訳はA市)だからかしら。
— 原田 英男 (@hideoharada) August 11, 2020
さて今日は俺の元に黄色い紙の死亡通知書が届く。「死亡通知書 暗黒者 / 周浩暉」を読む。殺す相手に死亡通知書を送り続ける連続殺人鬼エウメニデスを警察が追う的なサスペンスで、デスノートとかリュークが出てこないDEATH NOTEに警察小説を掛け合わせたみたいな話とか思って、とても楽しく読んだよ! pic.twitter.com/e1kVLjZMkk
— RoMMS (@moooomaaaaaxxx) August 7, 2020
周浩暉『死亡通知書 暗黒者』読み始め。本を開いて即。頁から延びてきた手に首根っこつかまれて物語の中を引きずり回される。つまり圧倒的に面白い。https://t.co/oq8yzQ2FkA @amazon
— coco (@coco_n) August 25, 2020
◎あらすじ
劇場型シリアルキラーVS中国警察の精鋭たち――死闘の行方は?
2002年、省都A市でひとりのベテラン刑事が命を落とし、復讐の女神の名を冠す謎の人物〈エウメニデス〉による処刑の序曲は奏でられた。インターネットで死すべき人物の名を募り、遊戯のごとく予告殺人を繰り返す〈エウメニデス〉から挑戦を受けた刑事の羅飛は、省都警察に結成された専従班とともに、さらなる犯行を食い止めるべく奔走する。それは羅飛自身の過去――18年前の警察学校生爆殺事件の底知れぬ暗黒と相対することでもあった……。中国で圧倒的な人気を誇り、英米で激賞された華文ミステリ最高峰のシリーズ第一弾。
【書誌情報】
タイトル:『死亡通知書 暗黒者』
著者:周 浩暉(しゅう こうき) 訳者:稲村文吾
価格 :1,800円+税 ISBN:9784150019587
刊行レーベル:ハヤカワ・ミステリ(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)