『5分間SF』、『7分間SF』『大人になる時』など、数々の名作短篇SFを生みだしてきた作家の草上仁さん。その作家デビュー40周年を記念しSFマガジン2022年12月号にて行なった読者投票企画「草上仁が読みたい！」の結果を本欄にて特別公開いたします。魅力的なタイトルと筋書きでもっとも読者を惹きつけた未発表短篇はどんな小説だったのか!?　1位に輝いた作品を掲載したSFマガジン2023年2月号もお読み逃しなく！

一位にランクインしたのは、かのディクスン・カーによる名作短篇「不可能犯罪捜査課」をもじった裁判もの。どこか小酒井不木の医学テーマの短篇に似た味わいのある一作です。草上作品ならではの鮮やかな展開と余韻が漂う読後感をご堪能いただけます。ぜひ誌面にてお楽しみください。