早川書房の新たなる本格ファンタジーサーガ、開幕。森山光太郎『隷王戦記1 フルースィーヤの血盟』3/17刊行!
この作家が、ファンタジーを変革する。
圧倒的才能が放つ新世代の本格ファンタジーサーガ、全3巻開幕!
森山光太郎『隷王戦記1 フルースィーヤの血盟』
ハヤカワ文庫JA 本体価格880円+税
カバーイラスト:風間雷太
カバーデザイン:早川書房デザイン室
発売日:2021年3月17日
(電子版同時配信)
※書影はamazonへリンクしています※
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本作は、2018年に第10回朝日時代小説大賞を史上最年少の27歳で受賞した俊英が放つ、新時代の本格ファンタジー戦記です。
友、そして愛する人との別れ。数々の喪失と苦難を乗り越えて成り上がっていく主人公の造形もさることながら、田中芳樹氏・秋田禎信氏・北方謙三氏・宮城谷昌光氏・山岡荘八氏をはじめとする数々のファンタジー小説・歴史時代小説を愛読してきた森山氏の筆力は、20代とは思えぬほど重厚かつ骨太な筆致でまさに瞠目の一言。
神話を思わせる壮麗なカバーイラストは「パズル&ドラゴンズ」「ブレイブリーデフォルト フェアリーズエフェクト」「ゼノブレイド」「ブリガンダイン ルーナジア戦記」などでイラスト・キャラクターデザインを手掛ける風間雷太さんの手によるものです。
『隷王戦記』は全3巻でシリーズ化が決定しています(2巻=2021年夏、3巻=2021年末刊行予定)。
「滅びを、与えよう」
「遮るのであれば、友でも斬る」
「せめて、自分も咎を一緒に背負う」
「馬鹿は人に使われてしまいじゃ」
「私には、民を救う義務があります」
「お前たちでは、世界を護ることはできぬ」
「その目が言っておる。お主が起てば、必ずや何某かの者になるとな」
「己を赦すことで、絶望は消える。人を赦すことで、希望は生まれる」
(本文より)
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■あらすじ
「降るか、滅びるか」――東方世界(オリエント)を血で染めた覇者(ハーン)エルジャムカは草原の民三十万余へ選択を迫った。次期族長アルディエルは民を護るため降り、剣士カイエンは想い人の神子フランを救うため抗うも敗れ去る。流れ着いた世界の中央(セントロ)、砂漠の都バアルベクで軍人奴隷となったカイエンはやがて、神授の力を行使する英雄たちと、彼らを擁する強大な諸国間の戦乱に身を投じていく……。壮大なる大河ファンタジー戦記、全3巻開幕
■著者紹介
森山光太郎(もりやま・こうたろう)
2018年、第10回朝日時代小説大賞を史上最年少の27歳で受賞し、翌年『火神子 天孫に抗いし者』でデビュー。他の著書に『漆黒の狼と白亜の姫騎士 英雄讃歌1』『王立士官学校の秘密の少女 イスカンダル王国物語』などがある。
★★★試し読み絶賛公開中!★★★
(担当編集:小野寺真央)