東浩紀、石田英敬、円城塔、下條信輔、養老孟司ほか大絶賛! いま一番熱いサイエンス本『ヒトの目、驚異の進化』
「ヤバそうな 目の本 が爆誕した」――Twitterで書影が公開されるや大きな反響を呼び即座に発売前重版が決定した、マーク・チャンギージー『ヒトの目、驚異の進化――視覚革命が文明を生んだ』(柴田裕之訳)が、いよいよ本日3月5日より発売開始。
まずはあらためて、オビに頂いた熱い推薦コメントの数々をご紹介しましょう。
啓蒙書だと思って侮ってはいけない。著者の研究は、自然と文明を対立させる人文学のパラダイムに大きな変革を迫る。必読!
――東浩紀(哲学者)
まさに目からウロコという表現がぴったりの衝撃的な書。
――石田英敬(東京大学名誉教授、本書解説より)
見えているのは、
この文字ですか。
見えないものを、
見ていませんか。
――円城塔(作家)
私たちの日々の視覚認識について、まさに革命的な考察をしている。
――下條信輔(カリフォルニア工科大学教授)
見ることに関心がある人だけでなく、「自らを知りたい」人に、ぜひ読んでもらいたい。(毎日新聞書評より)
――養老孟司(解剖学者)
「独創的な考察だ。視覚に対するあなたの認識は根本的に、そして確実に変えられてしまうだろう」
――スタニスラス・ドゥアンヌ(コレージュ・ド・フランス教授、『意識と脳』著者)
さらに、いち早く読まれた方々からも絶賛の声が続々と!
本noteでは、養老孟司さんによる書評を近日公開予定。こちらもお楽しみに!
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■内容紹介
アルファベットや漢字など世界各地の文字から、字形を構成するL、K、Xほか19の「文字素」を抽出し出現頻度を解析した著者は、驚くべき事実を目の当たりにする。すべての人類は、同じ文字を読み書きしている。それは、文字が自然を模倣するように「進化」した結果である――。ヒトの目が持つ4つの超人的能力を検証、かつてない興奮と発見を多分野にもたらした、視覚科学の冒険。
■著者紹介 マーク・チャンギージー(Mark Changizi)
理論神経科学者。1997年メリーランド大学大学院博士課程修了。博士(応用数学)。カリフォルニア工科大学の理論神経生物学特別研究員、レンスラー工科大学認知科学部准教授を経て、現在、認知・知覚の基礎研究を行なう研究所2AI Labsのディレクターを務める。また、「VINO OPTICS」「ヒューマンファクトリー・ラボ」を立ち上げ、脳や認知に関わる技術開発に取り組んでいる。カリフォルニア工科大学教授、下條信輔との共同研究によっても知られる。他の著書に『〈脳と文明〉の暗号』、小説Human3.0などがある。
マーク・チャンギージー『ヒトの目、驚異の進化――視覚革命が文明を生んだ』(柴田裕之訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫、本体1060円+税)は早川書房より好評発売中です。