スウェーデン犯罪小説の女王、カミラ・レックバリ最新作! すべてを失った妻の壮絶なる復讐劇『黄金の檻』
〈エリカ&パトリック事件簿〉シリーズで知られるスウェーデンのベストセラー作家カミラ・レックバリの、新シリーズが開幕! 夫に裏切られた妻フェイの復讐劇を描く新シリーズの第一作『黄金の檻』が6月16日に刊行されました。
●あらすじ
フェイは過去を捨て、新しい人生を始めるべくストックホルムにやって来た。偽名で通った商科大学で、のちに大企業のCEOとなる好青年と出会い結婚。豪華な高層アパートで娘と三人で暮らす誰もが羨む完璧な家庭を築いた。それはまさに夢に見た生活だった。
しかし夫の非情な裏切りをきっかけに、閉ざされていた過去の闇が再び目を覚まし、壮絶な企みが形を現していき──
●本書への賛辞
スウェーデンのみで40万部を売り上げ、2019年にはスウェーデン最大のベストセラーとなりました。さらに、《カーカス・レビュー》や《パブリッシャーズ・ウィークリー》など数多くのベストブックリストに選出されています。
ベストセラー作家のカリン・スローターは、「すさまじい復讐心と思いがけない優しさに満ちた、セクシーでセンセーショナルな小説──『黄金の檻』は緊張感を持って巧みに描かれている」と本書を絶賛しています。
●著者について
©Magnus Ragnvid
カミラ・レックバリ(Camilla Läckberg)
1974年スウェーデン・フィエルバッカ生まれ。2003年に〈エリカ&パトリック事件簿〉シリーズの『氷姫』でデビュー。現在10作まで刊行されている同シリーズは43の言語に翻訳され、60カ国で刊行され大人気シリーズとなった。本作『黄金の檻』は、主人公フェイの復讐劇を描く新シリーズの第一作。続篇も本国で刊行されている。
●訳者について
奥村章子
青山学院大学文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家。訳書『死への旅』クリスティー、『虚栄』パーカー、『もし今夜ぼくが死んだら、』ゲイリン、『私のイサベル』ノウレベック(以上早川書房刊)他多数
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