【SF】主要電子書籍ストアで約2200タイトルが最大50%OFF!「早川書房 夏の大感謝セール」8月17日(木)まで!
8月4日(金)〜8月17日(木)までの2週間、主要電子書籍ストアで「早川書房 夏の大感謝セール」が絶賛開催中です!
今回は、早川書房の国内外作家の電子書籍約2200点を対象に、最大50%OFFでみなさまにお届けする注目のセールとなっています。
気になっていたタイトルをまとめ買いして、帰省や連休のお供にいかがですか? 絶好の機会ですので、ぜひお見逃しなく!
ごく一部となりますが、以下にお薦めのタイトルを紹介していきます。
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神林長平の代表作ともいうべき《戦闘妖精・雪風》シリーズ。今回のセールでは最新作である第四部『アグレッサーズ 戦闘妖精・雪風』までが対象となっています。謎の異星隊「ジャム」と人類との闘いが描かれる本作では、対ジャムの新たな戦略を練るために、アグレッサー部隊が設立されることとなります。
なお、SFマガジンでは現在、『アグレッサーズ』後を描く第五部が連載中です。本書まで一気に読み終えてシリーズの最前線に追いつきましょう!
伴名練の短篇集『なめらかな世界と、その敵』をご紹介します。赤坂アカ(『かぐや様は告らせたい』)のカバーイラストも鮮やかな本書は収録作のいずれも人気が高く、いくつもの並行世界を行き来する少女たちの一度きりの青春を描く表題作が特に印象的。著者の鮮やかな文章を味わってみてください!
なお、『新しい世界を生きるための14のSF』など、伴名練が編んだアンソロジーもセール対象です。著書もアンソロジーもこの機会にまとめてどうぞ!
柴田勝家『走馬灯のセトリは考えておいて』は著者の二冊目の短篇集。人が死後に自らのライフログから分身を遺せるようになった未来で、“この世”を卒業するバーチャルアイドルのラストライブを舞台裏から描く書下ろし表題作がオススメです。現実と想像力が絶妙にブレンドされた傑作集、ぜひ読んでみてください!
春暮康一『法治の獣』をご紹介します。
惑星〈裁剣(ソード)〉には、あたかも罪と罰の概念を理解しているかのようにふるまう雄鹿に似た動物シエジーが生息する。スペースコロニー〈ソードⅡ〉は、人びとがシエジーの持つ自然法を手本とした法体系で暮らす社会実験場だった。シエジーの研究者アリスは、コロニーとシエジーをめぐる衝撃の事実を知り──今年の星雲賞日本短編部門を受賞した表題作に、ファーストコンタクトの光と影を描く2篇を加えた傑作集です!
続いては陸秋槎『ガーンズバック変換』。ネットへの視覚的なアクセスを遮断する規制が敷かれた香川県からやってきた女子高生の大阪観光サイバーパンクの表題作、アンソロジーに収録された短篇など、『元年春之祭』の著者による知性と感情を揺さぶる小説全8篇が収録。必読の作品集です!
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の著者、アンディ・ウィアーの『火星の人』をご紹介します。映画「オデッセイ」原作である本書では、主人公が火星で陥った絶望的状況からのサバイバルが描かれます。また、『アルテミス』では月が舞台に。地球の6分の1の重力下での不可能ミッションが展開されます。どちらも抜群のリーダビリティを誇る傑作です!
続いては、アーシュラ・K・ル・グィン『闇の左手』。
両性具有人の惑星、雪と氷に閉ざされたゲセンとの外交関係を結ぶべく派遣されたゲンリー・アイは、理解を絶する住民の心理、風俗、習慣等様々な困難にぶつかる。やがて彼は奇怪な陰謀の渦中へと……エキゾチックで豊かなイメージが秀抜なストーリーテリングで展開される傑作です。ル・グィンを読むならまず本作をオススメします!
アーサー・C・クラーク『幼年期の終り』をご紹介します。
異星人の宇宙船が地球の主要都市上空に停滞してから五十年。その間、異星人は人類にその姿を見せることなく、見事に地球管理を行なった。だが、多くの謎があった。宇宙人の真の目的は? 人類の未来は?──巨匠が異星人とのファースト・コンタクトによって新たな道を歩みはじめる人類の姿を描きあげた傑作です!
最後にご紹介するのはジョージ・オーウェル『一九八四年[新訳版]』です。
〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する超全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは、真理省記録局で歴史の改竄に従事していた。彼は奔放な美女ジュリアとの出会いを契機に、伝説的な裏切り者による反政府地下活動に惹かれるようになる──二十世紀世界文学の最高傑作とも評される本書をぜひこの機会に読んでみてください!
そのほか、根強い人気を誇る名作・人気作が数多くセール対象となっています。さまざまなジャンルにおいて魅力的なラインナップが揃う今回のセール。気になっていた本をまとめ買いするなら絶好のチャンスです!
まずは普段お使いの電子書籍ストアでいろいろと検索してみてください。きっと素敵なタイトルと出会えるはずです。