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【児童書版クリスティー】『スタイルズ荘の怪事件』『火曜クラブ』など4作2023年刊行!【ハヤカワ・ジュニア・ミステリ】

2020年3月、「ミステリの早川書房」が児童書レーベル〈ハヤカワ・ジュニア・ミステリ〉を創設。7カ月連続でアガサ・クリスティーの傑作小説10作品を刊行しました。

アガサ・クリスティー傑作小説 第1期 全10作品

「はじめてミステリを読んだけど、おもしろい!」
「続きが気になって夜中まで読みました」
「ポアロってかっこいい!」

そんな小中学生読者の熱い感想を受け、22022年6月から12月にかけて、アガサ・クリスティー傑作小説第2期全4作品を隔月で刊行いたしました。

そしてこのたび、第3期の刊行が決定しました!
2023年夏ごろから、全4作品を刊行いたします。

第3期 ラインナップ

『名探偵ポアロ スタイルズ荘の怪事件』

※画像はクリスティー文庫のものです。児童書版ではありません。

旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは到着早々事件に巻きこまれた。屋敷の女主人が毒殺されたのだ。調査に乗り出すのは、ヘイスティングズの親友で、ベルギーから亡命したエルキュール・ポアロだった。不朽の名探偵の出発点となった著者の記念すべきデビュー作。

『名探偵ポアロ ゴルフ場殺人事件』


※画像はクリスティー文庫のものです。児童書版ではありません。

南米の富豪ルノーが滞在中のフランスで無惨に刺殺された。事件発生前にルノーからの手紙を受け取っていながら悲劇を防げなかったポアロは、プライドをかけて真相解明にいどむ。一方パリ警視庁からは名刑事ジローが乗りこんできた。たがいを意識し推理の火花を散らす二人だったが、事態は意外な方向に……

『クリスマス・プディングの冒険』


※画像はクリスティー文庫のものです。児童書版ではありません。

英国の楽しい古風なクリスマス。そんな時でもポアロは推理にあけくれていた。外国の王子がある女に由緒あるルビーを奪われたので、それを見つけてほしいというのだ。女が潜む屋敷へと赴いたポアロは探偵活動を開始する。表題作ほか短篇の名手クリスティーによる短篇のフルコースを召し上がれ。

『ミス・マープルの名推理 火曜クラブ』


※画像はクリスティー文庫のものです。児童書版ではありません。

甥のレイモンドを筆頭に、前警視総監や画家など様々な職業の人々がミス・マープルの家に集った。一人の提案で各自が真相を知っている昔の事件を語り、その解決を推理しあうという〈火曜クラブ〉ができたが……田舎の老婦人ミス・マープルが、初めて驚異の推理力を披露した短篇13篇を収録。

本シリーズの特色

「本物」が味わえる完訳

〈ハヤカワ・ジュニア・ミステリ〉のアガサ・クリスティー作品は、省略をしない完訳版です。
ベテラン翻訳家による読みやすく格式高い翻訳で、作品の魅力をあますことなく味わえます。

場面を盛り上げる挿絵

名探偵ポアロやミス・マープルなど、世界中で人気のキャラクターたちを、現代の子どもたちに親しんでもらうために、新しいコンセプトでビジュアル化しました。
キャラクターデザインや挿絵はアガサ・クリスティー社の公認です。

1作品に12点前後の挿絵つき。美しい挿絵は、事件の謎やスリルを盛り上げます。

『名探偵ポアロ ハロウィーン・パーティ』より
(アガサ・クリスティー 著、山本やよい 訳、二階堂彩 絵)

物語の理解を助けるあらすじ漫画・登場人物紹介

巻頭では作品のあらすじを漫画じたてで紹介。
はじめに大まかな流れをつかむことで、物語の世界に入りこみやすくなります。

『名探偵ポアロ ナイルに死す』より
(アガサ・クリスティー 著、佐藤耕士 訳、二階堂彩 絵)

さらに、主要なキャラクターを挿絵付きで掲載しています。
長い名前を覚えるのが苦手、容疑者が多すぎて忘れてしまう、という声にこたえました。

『名探偵ポアロ ナイルに死す』より
(アガサ・クリスティー 著、佐藤耕士 訳、二階堂彩 絵)

読書を助けるルビ

小学校4年生以降に習う漢字にルビ(ふりがな)をつけています。
さらに、難しい言葉には注釈をつけ、読書を助けます。

〈ハヤカワ・ジュニア・ミステリ〉版 アガサ・クリスティー作品は、現在14点が刊行中です。
全国の書店の児童書コーナーや、ネット書店でお買い求めください。

2023年度刊行予定の第3期もどうぞよろしくおねがいします!


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