赤い髪の女_ヘッダー

忘れたくない想い出を、この罪とともに埋めよう。オルハン・パムク最新長篇小説『赤い髪の女』

早川書房では、10月17日にオルハン・パムク『赤い髪の女』(原題 Kırmızı Saçlı Kadın)を刊行いたします。

書影_赤い髪の女_帯

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赤い髪の女』オルハン・パムク/宮下遼訳

【あらすじ】

父に捨てられた子と、井戸掘りの親方。
2人の前にその女が現れたとき、すでに悲劇ははじまっていた。

***

ある晩、父が失踪した。少年ジェムは、金を稼ぐために井戸掘りの親方に弟子入りする。厳しくも温かい親方に父の姿を重ねていたころ、1人の女に出会う。移動劇団の赤い髪をした女優だ。
ひと目で心を奪われたジェムは、親方の言いつけを破って彼女の元へ向かった。その選択が彼の人生を幾度も揺り動かすことになるとはまだ知らずに。

父と子、運命の女、裏切られた男……
いくつもの物語が交差するイスタンブルで新たな悲劇が生まれる。


◆著者:オルハン・パムク Orhan Pamuk
1952年、イスタンブル生まれ。トルコ初のノーベル文学賞作家。イスタンブル工科大学で建築を学んだ後、イスタンブル大学でジャーナリズムの学位を取得。その後、コロンビア大学客員研究員としてアメリカに滞在した。1982年発表のデビュー作『ジェヴデット氏と息子たち』(未訳)がトルコで最も権威のあるオルハン・ケマル小説賞を受賞。その後に発表した作品もトルコ、ヨーロッパの主要文学賞に輝き、世界的な名声を確立する。1998年発表の『わたしの名は赤』はニューヨーク・タイムズをはじめとする世界の有力紙誌で激賞され、国際IMPACダブリン文学賞を受賞。2002年の『雪』も同様の高評価を受け、2006年にはノーベル文学賞を受賞した。2008年に『無垢の博物館』、2014年に『僕の違和感』(以上早川書房刊)を発表。2016年に発表された本書は第十長篇にあたる。

◆訳者:宮下遼(みやした・りょう)
大阪大学言語文化研究科准教授。著書『無名亭の夜』(講談社)、訳書『わたしの名は赤〔新訳版〕』『雪〔新訳版〕』『無垢の博物館』『僕の違和感』オルハン・パムク(以上早川書房刊)他

写真: Burçin Esin/Moment/Getty Images
装幀:末吉亮(図工ファイブ)

***

赤い髪の女』(オルハン・パムク/宮下遼訳)は好評発売中です。

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ありがとうございます!今日のおすすめは『なめらかな世界と、その敵』です
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