時代ミステリ文庫

ハヤカワ 時代ミステリ文庫 創刊第2弾刊行!

2019年9月よりスタートした〈ハヤカワ 時代ミステリ文庫〉。
その第2弾(10月10日発売)――

戦国ピカレスク小説の『天魔乱丸』(大塚卓嗣/著)
おしどり夫婦事件帖の『陰仕え 石川紋四郎』(冬月剣太郎/著)
を刊行しました。

アイキャッチ

『天魔乱丸』は、『Mr.クイン』などのピカレスク小説好きにはたまらない物語。敵の襲撃から、独り信長の首を護る、森蘭丸。彼はこの〈本能寺の変〉が起きた後の勢力図を考え、ある計画を立てます。知的に周到に計略を進めていくスリリングささにしびれ、手段を選ばない蘭丸の非情さに衝撃を受けます。
 その蘭丸がわずかな時、とある人物と友情を交わし、鬼の心だった彼の心に温かなものがみえる瞬間は感動です。悪漢から素の青年へと一瞬戻る時の美しさに、「蘭丸様」と惚れ込んでしまいそうになります。
 かつてない、美しく激しい蘭丸ストーリーをお楽しみください。

『陰仕え 石川紋四郎』は、アガサ・クリスティー〈トミー&タペンス〉の愛読者にぴったりの「夫婦探偵もの」です。主人公の石川紋四郎の凄腕の剣士(斬られた相手が斬られたことを気づかない……それほどの光速剣技の使い手)。「裏の顔」は幕府の命で反対勢力を斬る、「仕事人」の役割を果たしていました。ですが、「表の顔」は大、大、大の愛妻家。恋のアプローチがみのり、一緒になったさくらには常に頭があがりません。そのさくらが人殺し捜しに乗り出すというので、危ない・やめろと言い聞かせても効果なし。妻はうきうきで探索をしていきます。紋四郎はさくらを護りながらも、下手人を先に捕まえることができるのか?


【レーベルへの推薦文】

細谷正充氏(文芸評論家)推薦!
「翻訳エンタメの老舗が、時代小説に乗り出した。この快挙は見逃せない」

ペリー荻野氏(時代劇研究家)推薦!
「謎が次々出てくる時代小説レーベル。読まねば!」


【ハヤカワ時代ミステリ文庫 創刊第2弾ラインナップ】(10月10日発売)

『天魔乱丸』
大塚卓嗣
装画:遠田志帆
本体660円+税
〔あらすじ〕
炎と煙が払暁の空を赤黒く染め、本能寺を焼く。天下人・信長を討たんと光秀の刺客どもが刃を振るう地獄で、森蘭丸は独り護る、信長の首を。だが追手から逃れようとしたその時、炎が身体を呑み込んだ。目覚めると――右半身は美貌のまま、左半身が醜く焼け爛れていた。ここで果てるわけにいかぬ。蘭丸は光秀側の安田作兵衛を抱き込み、ある計略を為し遂げんと……復讐に燃え盛る美青年の計略の行方。禁断衝撃の結末が待つ、戦国ピカレスク小説。

天魔乱丸


『陰仕え 石川紋四郎』
冬月剣太郎
装画:浅野隆広
本体660円+税
〔あらすじ〕
「陰仕え」として公儀の敵を闇から闇へやむなく斬ってきたという秘事を抱える薄毛の剣士・紋四郎は、好物の海苔弁を食しながら煩悶する。愛妻さくらにもこのことは明かせぬ、苦悶の日々。そんな折、友の同心から助けを請われる。次々と起こる読売殺し――江戸を騒がす下手人の捕縛を手伝ってくれというのだ。紋四郎は勇んで引き受けるが、なんと好奇心に富みすぎる妻が自分も手伝うと言い出すから気苦労が増えて……妻の尻にしかれた夫が微笑ましい? おしどり夫婦事件帖。

陰仕え石川紋四郎


◆次回は2020年1月刊行予定(1月10日発売)


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