北海道・東北の書店員さんも絶賛! 『同志少女よ、敵を撃て』著者・逢坂冬馬による、待望の第2長篇『歌われなかった海賊へ』好評発売中!
2021 年11月、アガサ・クリスティー賞を受賞して刊行された逢坂冬馬のデビュー作『同志少女よ、敵を撃て』は、翌年の本屋大賞を受賞し、累計50万部を突破するベストセラーになりました。その逢坂による待望の第2長篇『歌われなかった海賊へ』が発売されました!
今回、『歌われなかった海賊へ』について先にお読みいただいた書店員さんから多くの推薦コメントをいただいています!
本記事では、北海道・東北の書店員さんからいただいたコメントや書店展開の様子を一部ご紹介していきます。
北海道・東北エリアにお住まいの皆様、ぜひお近くの書店に足をお運びください✨
北海道・東北書店員さんのコメント
埋もれさせてはならない、信念と信頼と愛、そして友たちの物語。
──文教堂新札幌DUO店 若木ひとえさん
彼らの生き様は、ナイフを喉元に突きつけるような鋭さをもって、現代を生きる私たちに問いかけるような感覚を覚えました。
──ジュンク堂書店旭川店 松村智子さん
最後の章の物語が、かすかに奏でられる歌のようで、わずかな希望を紡いでいます。
──コーチャンフォー新川通り店 山田倫子さん
北海道・東北書店さんでのご展開の様子
あらすじ
「隣の町に、ナチスの強制収容所があると知ったら、あなたはどうしますか?」
ナチ・ドイツの抑圧に反抗した少年少女の物語。
1944年、ヒトラーによるナチ体制下のドイツ。密告により父を処刑され、居場所をなくしていた少年ヴェルナーは、エーデルヴァイス海賊団を名乗るエルフリーデとレオンハルトに出会う。彼らは、愛国心を煽り自由を奪う体制に反抗し、ヒトラー・ユーゲントにたびたび戦いを挑んでいた少年少女だった。ヴェルナーらはやがて、市内に敷設されたレールに不審を抱き、線路を辿る。その果てで「究極の悪」を目撃した彼らのとった行動とは。
差別や分断が渦巻く世界での生き方を問う、歴史青春小説。
書誌情報
タイトル:歌われなかった海賊へ
著者名:逢坂冬馬(あいさか・とうま)
監修:田野大輔(甲南大学文学部教授/『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』共著者)
装画:雪下まゆ
定価:2,090円(税込)
判型:四六判並製
発売日:2023年10月18日
ISBN:9784152102751
著者略歴
1985年、埼玉県生まれ。明治学院大学国際学部国際学科卒。2021年、『同志少女よ、敵を撃て』で第11回アガサ・クリスティー賞を受賞しデビュー。同作で2022 年本屋大賞、第9回高校生直木賞を受賞した。2023年に、ロシア文学者であり実姉の奈倉有里との対談本『文学キョーダイ‼︎』が刊行された。