スポーツの秋、食欲の秋、そしてもちろん読書の秋！　もりもり本を読みましょう。
ということで、2018年10月から来月発売の新刊まで、早川書房が自信を持ってお届けしてきた海外ミステリのラインナップを、担当編集のコメントとともに一挙におさらいします！　
Part２では、2019年4月から2019年10月までに刊行された作品をご紹介いたします。2019年3月までの作品は、こちらのPart1をご覧ください！

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2019年4月

『ディオゲネス変奏曲』

ハヤカワ・ポケット・ミステリ
著：陳浩基　訳：稲村　文吾
香港の鬼才が放つバラエティー豊かな短篇集。なかでも「見えないX」は必読です！　台湾推理作家協会賞最終候補「藍を見つめる藍」収録。

『麻薬王の弁護士』

ハヤカワ文庫NV
著：トッド・メラー　訳：真崎　義博
ワルい弁護士がカネのために奔走する痛快っぷり！

『生物学探偵セオ・クレイ』

ハヤカワ・ミステリ文庫
著：アンドリュー・メイン　訳：唐木田　みゆき
殺人事件の犯人は熊？　それとも……生物情報工学を駆使して事件を解決する天才教授探偵セオ・クレイ参上！

2019年5月

『パリ警視庁迷宮捜査班』

ハヤカワ・ポケット・ミステリ
著：ソフィー・エナフ　訳：山本　知子、川口　明百美
キャラが濃い、おいしい、犬がかわいい！　フランスで大人気のコミカル警察サスペンス、開幕。続篇刊行決定！

『スターリンの息子』

ハヤカワ文庫NV
著：マルティン・エスターダール　訳：鵜田　良江
消えた恋人を追ってスウェーデンからロシアに飛んだ主人公は、とんでもない陰謀に巻き込まれることに……。ふたつの都市と時代をまたぐ傑作長篇冒険小説！

2019年6月

『死者の国』

種別：ハヤカワ・ポケット・ミステリ
著：ジャン＝クリストフ・グランジェ　訳：高野　優、伊禮　規与美
猟奇、警察、絵画、リーガル、全部乗せ！　『クリムゾン・リバー』の巨匠が放つ血塗られたグランギニョル。ポケミス史上最長作品。

『IQ２』

ハヤカワ・ミステリ文庫
著：ジョー・イデ　訳：熊谷　千寿
「暗黒街のシャーロック・ホームズ」が帰ってきた！　今度の相手は中国系マフィア！　「このミス」３位の傑作『IQ』シリーズ待望の第２弾。

『訴訟王エジソンの標的』

ハヤカワ文庫NV
著：グレアム・ムーア　訳：唐木田　みゆき
アカデミー賞脚本家の巧みなストーリー運びに一気読み必至です。企業もの・技術者ものとしてもおすすめ！　エディ・レッドメイン主演映画化予定。

『七つの殺人に関する簡潔な記録』

単行本
著：マーロン・ジェイムズ　訳：旦　敬介
「簡潔な」という言葉を平然と裏切る、2段組700ページのボリューム。「七つ」どころではない、無数の殺人をめぐる証言は、荒々しく熱っぽく、やみつきになります。ブッカー賞受賞作。

2019年7月

『ダラスの赤い髪』

ハヤカワ・ミステリ文庫
著：キャスリーン・ケント　訳：府川　由美恵
赤毛の刑事ベティがとにかく強くてカッコいい、本格派の犯罪小説。 カバーイラスト のyocoさんが描くベティにも痺れます。エドガー賞最優秀長篇賞候補作。

『カルカッタの殺人』

ハヤカワ・ポケット・ミステリ
著：アビール・ムカジー　訳：田村　義進
疲れたおっさんと若手エリートの凸凹な友情（最終的にムフフ…）！

『マンハッタン・ビーチ』

単行本
著：ジェニファー・イーガン　訳：中谷　友紀子
消えた父はどこに？　ノワールでありミステリであり海洋冒険小説である傑作。
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー、アンドリュー・カーネギー・メダル受賞作。

2019年8月

『名探偵の密室』

ハヤカワ・ポケット・ミステリ
著：クリス・マクジョージ　訳：不二　淑子
この設定を思いついた時点で大勝利確定！　クズvsクズの究極脱出ゲーム。

『潤みと翳り』

ハヤカワ・ミステリ文庫
著：ジェイン・ハーパー　訳：青木　創
「渇き」の次は「ずぶぬれ」！？　今度はオーストラリアの深い森で、アーロン・フォークが事件に挑む。英国推理作家協会賞受賞『渇きと偽り』続篇！

『エレベーター』

単行本
著：ジェイソン・レナルズ　訳：青木　千鶴
今年のマスト・リード！　ラップのような斬新な文体とレイアウトで展開する復讐のゆくえは？　エドガー賞YA部門受賞

『暗殺者の追跡（上・下）』

ハヤカワ文庫NV
著：マーク・グリーニー　訳：伏見　威蕃
〈暗殺者グレイマン〉シリーズ第八作！　あのゾーヤが再登場です！

2019年9月

『サイコセラピスト』

ハヤカワ・ポケット・ミステリ
著：アレックス・マイクリーディーズ　訳：坂本　あおい
「びっくりして二度読んだ」読者続出。あなたは騙されずに読めるでしょうか？

『あなたを見てます大好きです』

ハヤカワ・ミステリ文庫
著：ローラ・シムズ　訳：国弘　喜美代
不幸な自分と幸せなあなた。わたしはあなたと仲良くなりたい。なにがなんでも……。

『マンハッタンの狙撃手』

ハヤカワ文庫NV
著：ロバート・ポビ　訳：山中　朝晶
ニューヨークの『探偵ガリレオ』！　寒波と銃問題に震えるマンハッタンで、隻眼・隻腕・隻脚の天才学者が狙撃犯に挑む。

『ボーダー　二つの世界』

ハヤカワ文庫NV
著：ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト　
訳：山田　文、池本　尚美、菊池　由美、高橋　亮、内藤　典子、名取　祥子、長尾　莉紗、草野　香、中村　有以、田村　加代
恐ろしくも美しい、珠玉の11篇。映画原作の表題作と、「ぼくのエリ　200歳の少女」原作『MORSE─モールス─』の番外篇「古い夢は葬って」に注目!

2019年10月

『七人の暗殺者』

ハヤカワ文庫NV
著：エイダン・トルーヘン　訳：三角　和代
サイコパスvs伝説の暗殺者集団の死闘、開幕！　カール・ハイアセン推薦スリラー！

『雪が白いとき、かつそのときに限り』

ハヤカワ・ポケット・ミステリ
著：陸　秋槎　訳：稲村　文吾
『元年春之祭』著者による青春本格ミステリ。中国発の少女×推理！！

『パードレはもういない』
ハヤカワ・ミステリ文庫
著：サンドローネ・ダツィエーリ　訳：清水　由貴子
ダンテはいまだ行方不明。うちのめされ引退したコロンバだったが、ある日遭遇した事件にパードレの影を感じ……傑作サスペンス！　『パードレはそこにいる』三部作完結篇。

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