英国で大ベストセラーの謎解きミステリ『木曜殺人クラブ』 特別装幀で9月2日発売!
○翻訳ミステリ界今年最大の話題作登場!
2021年最注目の英国ミステリ『木曜殺人クラブ』(リチャード・オスマン/羽田詩津子訳)がいよいよ9月2日に発売です!
個性豊かな老人たちが殺人事件の解決に挑む本作は、本国イギリスで2020年に発売されるやいなや大ヒット。同時期に刊行されたアンソニー・ホロヴィッツ新作をはるかに凌ぐ異例のスピードで累計100万部を突破。各書評誌で絶賛を浴び、英〈サンデー・タイムズ〉紙のブック・ランキングで40週連続1位になるなど、世界的な大ベストセラーとなりました。英〈ガーディアン〉をはじめ、米〈ウォール・ストリート・ジャーナル〉、米Amazonなどの媒体で2020年の年間ベスト・ミステリの一作にも選出されています。巧みな展開と心に染み入る面白さに満ちた本作、是非ご期待ください!
○あらすじ
イギリスの引退者用施設、クーパーズ・チェイス。かつての修道院を中心に現代的な建築物が立ち並ぶこの施設では、敷地内の墓地と庭園を開発して新たな棟を建てようとする経営者陣に、住人たちが反発していた。そんな中、元警官の入居者が持ち込んだ捜査ファイルをもとに、未解決事件の調査を趣味とする老人グループがあった。その名は〈木曜殺人クラブ〉。一癖も二癖もあるメンバーばかりの彼らは、施設の経営者の一人が何者かに殺されたのをきっかけに、事件の真相究明に乗り出すことになるが――ユーモラスで、ほろ苦く、読む者の心を掴んで離さない――新人離れした圧倒的完成度で、世界中から激賞された謎解きミステリの傑作、ここに登場!
○ミステリ界の巨匠ジェフリー・ディーヴァー絶賛!
「最初のページを読んでから、このパーフェクトな本を一気読みするために、私は他のあらゆることを後回しにしなければならなかった。ブラボー!」――ジェフリー・ディーヴァー(『静寂の叫び』『ボーン・コレクター』)
○ハヤカワ・ポケット・ミステリより特別な装幀で刊行!
早川書房より毎月刊行中の、世界の最新ミステリを紹介するミステリ叢書、ハヤカワ・ミステリ(通称ハヤカワ・ポケット・ミステリ、ポケミス)。このレーベルから刊行される本作は、いつものポケミスとは異なる特別なイラストカバーで登場。装画はイラストレーターの千海博美さん、装幀はデザイナーの水戸部功さんです!
カバーをはずすとおなじみのポケミスデザインの装幀に!
○書誌情報
■タイトル:『木曜殺人クラブ』
■著訳者:リチャード・オスマン/羽田詩津子訳
■本体定価:2310円(税込)
■発売日:2021年9月2日
■レーベル:ハヤカワ・ポケット・ミステリ