短い旅に出た元夫婦。思い起こされるのは過去の怒りや涙、そして確かに存在していた絆──ピュリッツァー賞作家エリザベス・ストラウト新刊『ああ、ウィリアム!』
〇あらすじ
ルーシー・バートンと元夫のウィリアムは、
離婚してからも穏やかな付き合いを続けていた。
ある日、亡き母の秘密を知って動揺するウィリアムに助けを求められ、
ふたりは短い旅に出る。
家族という、時に厄介で時にいとおしい存在は何なのか。
結婚とは、人を知るとは何なのか。
静かな感慨に満ちたブッカー賞最終候補作。
〇著者について
エリザベス・ストラウト
1956年にメイン州ポートランドで生まれる。ベイツ大学を卒業後、シラキュース大学法学部で学位を取得。26歳のとき作家としてデビュー。2008年に発表した第三長篇『オリーヴ・キタリッジの生活』でピュリッツァー賞(小説部門)およびバンカレッラ賞を受賞。同書はフランシス・マクドーマンド主演のドラマ版もエミー賞を受賞するなど好評を博した。2016年に第五長篇『私の名前はルーシー・バートン』を発表。本書はその姉妹篇にあたり、2022年のブッカー賞最終候補に選出された。ニューヨーク市在住。
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〇刊行イベント
12月9日(土)、新刊刊行にあたり、著者(zoom出演)・訳者(現地)登壇イベントを、渋谷のSPBS本店さんにて行います。会場は25名限定、オンラインの配信もございます。この機会をお見逃しなく!