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【2022年10月7日劇場アニメ2作同日公開】あなたはどちらから読む?『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』

乙野四方字(おとの・よもじ)さんによる感動のラブストーリー『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』。両作品が2022年10月7日劇場アニメとして、2作同日公開されます。

読む順番によって読後感がまったく異なるとTikTokなどSNS上で話題になった本作。映画公開前にぜひその面白さを味わってください!

『僕が愛したすべての君へ』乙野四方字
カバーイラスト:shimano/カバーデザイン:楠目智宏(arcoinc)
682 円(税込) ハヤカワ文庫JA

『僕が愛したすべての君へ』story
人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代――両親の離婚を経て母親と暮らす高崎暦(たかさき・こよみ)は、地元の進学校に入学した。勉強一色の雰囲気と元からの不器用さで友人をつくれない暦だが、突然クラスメイトの瀧川和音(たきがわ・かずね)に声をかけられる。彼女は85番目の世界から移動してきており、そこでの暦と和音は恋人同士だというのだが……並行世界の自分は自分なのか?


『君を愛したひとりの僕へ』乙野四方字
カバーイラスト:shimano/カバーデザイン:楠目智宏(arcoinc)
682 円(税込) ハヤカワ文庫JA

『君を愛したひとりの僕へ』story
人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代―― 両親の離婚を経て父親と暮らす日高暦(ひだか・こよみ)は、父の勤務する虚質科学研究所で佐藤栞(さとう・しおり)という少女に出会う。たがいにほのかな恋心を抱くふたりだったが、親同士の再婚話がすべてを一変させた。もう結ばれないと思い込んだ暦と栞は、兄妹にならない世界に跳ぼうとするが……彼女がいない世界に意味はなかった。

8月10日発売!ファン待望のスピンオフ長篇
『僕が君の名前を呼ぶから』
別の並行世界を生きたもうひとりの栞の物語

『僕が君の名前を呼ぶから』乙野四方字
カバーイラスト:shimano/カバーデザイン:早川書房デザイン室
704円(税込) ハヤカワ文庫JA

『僕が君の名前を呼ぶから』story
人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代──虚質(きょしつ)科学を研究する母と専業主夫の父とともに暮らす今留栞(いまどめ・しおり)は、中学2年の夏休みに訪れた元病院の敷地内で、内海進矢(うつみ・しんや)という青年と出会う。彼は鬼隠しに遭って姿を消した少年について調べているというのだが……別の並行世界を生きた、もう一人の栞の物語。『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』に続く待望のスピンオフ長篇

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