
もはやSFではなくなった!? AIをテーマとする傑作エンタメ2冊が同時発売!!
AIの劇的な進歩と、その活用をめぐる議論が日々繰り広げられる現代社会。この4月5日、AIテーマの文庫2冊がハヤカワ文庫JAから同時発売されます。いずれもSF新人賞出身作家が贈る、人間とAIのありかたを問うサスペンス&ミステリ。新時代のエンタメ小説としてどうぞお楽しみください。
※電子書籍版も同時配信予定です。
○安野貴博『サーキット・スイッチャー』

カバーデザイン/鈴木大輔(ソウルデザイン)
小島秀夫 斜線堂有紀 絶賛!!
自動運転車による首都高占拠事件が発生
完全自動運転車が急速に普及した2029年の日本。自動運転アルゴリズムを開発する企業の代表である坂本義晴は、仕事場の自動運転車内で謎の男に拘束されてしまう。ムカッラフと名乗る襲撃犯は「坂本は殺人犯である」と宣言、動画配信と共に尋問を開始する。更に車の走る首都高の封鎖を要求し、応じなければ車内に仕掛けた爆弾が爆発するという。この男の狙いとは――? AIエンジニア作家が贈る新時代の傑作サスペンス!
解説:吉田大助
○竹田人造『AI法廷の弁護士』

カバーデザイン/坂野公一(welle design)
五十嵐律人 品田遊(ダ・ヴィンチ恐山) 絶賛!!
AI裁判官 VS. 不敗のハッカー弁護士
複雑化していく訴訟社会にあって人間の代わりにAI裁判官が導入された日本。省コスト化・高速化により訴訟件数は爆増、法曹界は困惑とともにバブルに沸きながらAI法廷を受け入れ始めていた。そんななか、機械と化した法廷を冷徹に分析する男が1人――不敗弁護士、機島雄弁。AIを騙して勝訴を手にするハッカー弁護士が複雑怪奇な依頼をこなしながら、この国の正義をめぐる一大事件に挑む。気鋭のAI法廷ミステリ!
『AI法廷のハッカー弁護士』改題文庫化。
解説:千街晶之
本書2冊の刊行にあわせて、全国書店にて「AIが生む世界フェア」を開催中です! 生成AIが飛躍的な進化を遂げた現代。いま、世界はどこへ向かっているのか?異質な知性が織り成す未来の可能性を予想し続けてきたハヤカワ文庫の名作をお届けします。全国書店にてリーフレットを順次配布、以下の表紙を目印にお探しください。
